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ほうかご百物語(1) の商品レビュー

2.9

12件のお客様レビュー

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2022/03/09

本編9冊、後日談含む短編集1冊の全10冊完結。色んな妖怪が割りと専門的な解説込みで出てくる。それを退治というか穏便に対処する話。でも8巻のラスボス的なものとの決戦は熱くなった!この巻のあとがきの仮想映画予告編はとても雰囲気でてる。 主人公がヒロインのイタチさんへの愛情を全く隠すこ...

本編9冊、後日談含む短編集1冊の全10冊完結。色んな妖怪が割りと専門的な解説込みで出てくる。それを退治というか穏便に対処する話。でも8巻のラスボス的なものとの決戦は熱くなった!この巻のあとがきの仮想映画予告編はとても雰囲気でてる。 主人公がヒロインのイタチさんへの愛情を全く隠すこと無くだだ漏れにしてるところが、面白かった。途中から登場のヘビ女房こと山楝蛇鱗さんがとても良いキャラクターです。

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2016/09/02

 第14回電撃小説大賞<大賞>受賞作。人によっては激しく好き嫌いが分かれそうな作品。  妖怪退治物に分類されるだろうけど、従来の作品とは少々趣向が違い登場する妖怪たちに危険性のあるものが少ないという事で武力により押さえつけるのではなく、妖怪が信条としている行為やキーワードをぶつ...

 第14回電撃小説大賞<大賞>受賞作。人によっては激しく好き嫌いが分かれそうな作品。  妖怪退治物に分類されるだろうけど、従来の作品とは少々趣向が違い登場する妖怪たちに危険性のあるものが少ないという事で武力により押さえつけるのではなく、妖怪が信条としている行為やキーワードをぶつけることによって穏便に解決を図ろうとする手法。一応イタチがそれなりの戦力を有しているもののそれを前面に出しているような印象はない。こういった手法は主人公を天才系にして読者の意表をつくことを狙った作品に見られるような気もするのだが、本作の主人公は凡人タイプなのである意味特殊なタイプの作品ともいえる。  基本的に30~60ページほどの短編形式で進んでいくので読み易い。ただ発生する事件が小規模なので緊迫感が伝わってこない点はちと物足りないかもしれない。

Posted byブクログ

2013/03/25

あんまり妖怪ものが好きじゃないんですよ 地獄先生とかうしおととらのせいかな? キャラはかわいいです 伊達さんかわいいよ

Posted byブクログ

2013/02/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2013 1/22読了。自宅にあったものを自炊してiPhone5で読んだ。 海外出張中に日本の活字に飢えた時用・・・と思ってデータ入れていったのだが、思った以上に電撃文庫でも普通に読めるなあ。 ただし設定の問題か白黒イラスト部分はやや汚れが目立つ。 肝心の中身については、ラノベのフォーマットは守りつつ、かなりマイナーな妖怪も拾ってきたり、その妖怪についてのうんちくも豊富で設定にもこだわりがあったりと、あらためて大賞受賞は伊達じゃないな、と思ったり。 民俗ネタはオタクの鉄板だし、「なんか頭良く思える」快感をライトに提示してたのはいいと思う。

Posted byブクログ

2012/05/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イタチっ娘萌えの歴史は,今ここから始まる。 とりあえずレジに行こう――― “この話”はそれからだ. ということだそうですよ. 学校がいつの間にかミステリースポット化してて 放課後に次々と遭遇する日本客地の妖怪たち. そんな妖怪たちに対して美術部の面々が今,立ち上がった. 何故美術部なのか? まぁ,そこらへんは本編で. 頑張り屋さんなイタチちゃんもいいけど 九尾のお姉さんも捨てがたい.

Posted byブクログ

2011/05/09

第14回電撃大賞作品。ほのぼのストーリーを全面にだした作品。 かなりマイナーな妖怪からそうじゃないものまでよく調べられた良作だと思います。 ただ、やはりまだ一作目ということもあり、文章の流れに唐突な部分がある。今後に期待。

Posted byブクログ

2010/02/11

ヒロインのキャラが薄すぎる…周りが濃すぎるのか?  あと自分はこの手の文体が凄く苦手とわかりましたorz  表現があまりに口語的すぎて締まりに欠ける気がするんですねぇ。良くいえば読みやすい。悪くいえばまぁ…イラつきますね。自分だけかもしれませんが…。  そういった文体...

ヒロインのキャラが薄すぎる…周りが濃すぎるのか?  あと自分はこの手の文体が凄く苦手とわかりましたorz  表現があまりに口語的すぎて締まりに欠ける気がするんですねぇ。良くいえば読みやすい。悪くいえばまぁ…イラつきますね。自分だけかもしれませんが…。  そういった文体の印象もあいまって、言葉では伝えづらいですが、話の運びもだらだらとメリハリがないように思えました。  内容としては可もなく不可もなく。正直言って「よくある話」。また展開やテーマからしてどうしてもMF文庫の「かのこん」を意識してしまう。というか内容や絵的に考えてもMF文庫っぽいですね。電撃らしくはない。  一応最後まで読み切るつもりではありますが…2巻が出たとしても買うことはないでしょう。辛めの評価ですが、自分が読んだ結論としては人に薦めるのは厳しいレベル、といったところ。  電撃小説大賞って基本的に大賞受賞作より金賞銀賞のほうが売れてる気がする。ってか絶対そうだ。審査員の人たちは何を審査しているのだろう。

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2009/10/07

<内容> 夜の学校で美少女に化けて血を吸いにきたイタチに会う。 なんとか助かったものの、絵のモデルになってくれと頼み…… こうして妖怪だらけの学校生活が始まった。。 <感想> これ本当に大賞作品? ホント微妙。 特に字に力もないし、ストーリー的にもいいとはいえない。 勘弁してく...

<内容> 夜の学校で美少女に化けて血を吸いにきたイタチに会う。 なんとか助かったものの、絵のモデルになってくれと頼み…… こうして妖怪だらけの学校生活が始まった。。 <感想> これ本当に大賞作品? ホント微妙。 特に字に力もないし、ストーリー的にもいいとはいえない。 勘弁してくれ。。orz

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2009/10/04

第14回電撃大賞。マンガチックなキャラが活躍するファンタジックなお話。つまりは過不足なく「電撃文庫」。本当にこのままシリーズ化しても不思議じゃないくらい「電撃文庫」として違和感なく収まっていて、中堅作家がアニメ化狙いで書いたかのよう。破綻なく書けているということでもあるけど、こう...

第14回電撃大賞。マンガチックなキャラが活躍するファンタジックなお話。つまりは過不足なく「電撃文庫」。本当にこのままシリーズ化しても不思議じゃないくらい「電撃文庫」として違和感なく収まっていて、中堅作家がアニメ化狙いで書いたかのよう。破綻なく書けているということでもあるけど、こう、デビュー作ならではの勢いでハミ出ちゃった部分とか、作者の創作の原点となるコア要素・・・つまりはサムシングスペシャルが感じられないのは、受賞作読みには少々もの足りないかな。うん、受賞作!と思って読むのには向いてないけど、「電撃文庫ってどんなレーベルだろう?」と思って読むにはピッタリな一冊です。 あと、ちょっとヒロインの描写の仕方がワンパターンなのが気になった。「綺麗だ」「かわいい」といった主人公の心情叙述以外でヒロインの魅力をもう少し描写した方が良かったのでは。

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2009/10/04

和風伝奇もの、妖怪ものが好きな私には面白そう、と思って買いましたが、その点よりもキャラにはまってしまった作品。主人公がいい感じにリビドーを昇華しているあたりが最高に滑稽で素敵です(本人は作中で思いっきり否定していますが)。絵画が昇華の代表的な形態であるのは常識ですし。それにしても...

和風伝奇もの、妖怪ものが好きな私には面白そう、と思って買いましたが、その点よりもキャラにはまってしまった作品。主人公がいい感じにリビドーを昇華しているあたりが最高に滑稽で素敵です(本人は作中で思いっきり否定していますが)。絵画が昇華の代表的な形態であるのは常識ですし。それにしても、主人公の周りに、鳥山石燕もかくやという勢いで妖怪図絵がうずたかく堆積していくさまは、想像するだにシュールですね。 惜しむらくは、登場する怪異たちの姿が挿絵にほとんど描かれていないことですが、そこのところは想像力で我慢しましょう。ともあれ感想を一言で表すなら、イタチさんかわいい、なんですが。 (2008年12月入手・2009年4月読了)

Posted byブクログ