竜馬がゆく(五) の商品レビュー

司馬遼太郎(著者)

『竜馬がゆく』も半ば…

[文庫ＯＦＦ]

『竜馬がゆく』も半ばを過ぎて、竜馬の活躍が、薩長・幕府等に絡んでいくために、多少説明的な部分が増えた感がある。でも、これは将来に対する複線であるわけだから、仕方ないとも思う。内容は、池田屋の変、最後の江戸、西郷隆盛との出会い、神戸海軍塾の閉鎖、等となっている。池田屋の変に関しては、『燃えよ剣』で違った視点から見ることが出来、『燃えよ剣』では『新撰組かっこいい♪』って思ったのに、『竜馬がゆく』では『新撰組って嫌だな』って思った。こういう風に書ける司馬遼太郎さんの文章力、客観的

薩長同盟の仲介役を果…

[文庫ＯＦＦ]

薩長同盟の仲介役を果たします。興奮する場面ですね

2021/12/28

久しぶりの帰省で見つけた本を備忘録として登録。
自分でも内容をよく覚えてないのでレビューが書けません。

2020/03/15

破格の人間、英雄の姿をみた。
大望を抱き、戦艦を操れる国家で有数の人間だった。
自分1人のことだけを考え、小さく収まろうとした自分に喝が入れられた。

2020/01/16

池田屋事件、蛤御門の変と、幕末の風雲急を告げる事件が続発。外交上手の薩摩と、尊王攘夷の気持ちばかりが空回りする長州の明暗が分かれた。しかし、国許に戻ればそれぞれ藩主に難があった。いつの間にか、というかとんとん拍子に竜馬は、その風雲の中心に存在する立場になってしまった。「日本」という当時としては抽象的な考えを持つ竜馬にとって、思うに任せない状況が続く。

2013/08/26

竜馬は登場せずとも、池田屋事件、そして蛤御門の変はもの凄い迫力です。竜馬と西郷隆盛の初対面の際に竜馬が鈴虫を捕まえることに夢中になった、それが二人の相互人物評価に繋がったとの逸話は、初耳ですが、本当なのでしょうか？実に愉しい、しかしどこで観察されるかが分からない怖いようなエピソードです。そしてお田鶴様とおりょうの神戸での対面（対決！）も手に汗握る緊張感があります。

2013/05/11

(1988.06.27読了)(1987.04.18購入)
（「BOOK」データベースより）amazon
池田屋ノ変、蛤御門ノ変と血なまぐさい事件が続き、時勢は急速に緊迫する。しかし幕府の屋台骨はゆるんだようにも見えない。まだ時期が早すぎるのだ…次々死んでゆく同志を想い、竜馬は暗涙にむせんだ。竜馬も窮迫した。心血を注いだ神戸海軍塾が幕府の手で解散させられてしまい、かれの壮大な計画も無に帰してしまった。

☆関連図書(既読)
「竜馬がゆく(一)」司馬遼太郎著、文春文庫、1975.06.25
「竜馬がゆく(二)」司馬遼太郎著、文春文庫、1975.07.25
「竜馬がゆく(三)」司馬遼太郎著、文春文庫、1975.07.25
「竜馬がゆく(四)」司馬遼太郎著、文春文庫、1975.07.25

2009/10/18

大学入試に失敗した春休みに読んだ本。まさに人生観を変えてくれた。この本を読んで以来、尊敬する人物は坂本龍馬となった。

2009/10/04

「君なら、いい。」
倒幕の流れには当然を感じながら、その後の日本を憂いて"誰が倒すか"を問題視している勝海舟のひとこと。