坂の上の雲(二) の商品レビュー
日清戦争が始まる。好…
日清戦争が始まる。好古はたった独りで作った騎兵を率いて戦場を駆ける。真之も兄を追って海軍に身を投じた。
文庫OFF
情報が溢れるほどなので読んだらすぐに書き留めておかないと。。。 しかしこうも才人というのはある場所・時間に交錯するものなんですなぁ、改めてそう思います。それだけ当時の日本はびっくりするほどの素朴さで世界に投げ出されて悪戦苦闘したんでしょう、行きついた場所は多大な迷惑を内外にまき散...
情報が溢れるほどなので読んだらすぐに書き留めておかないと。。。 しかしこうも才人というのはある場所・時間に交錯するものなんですなぁ、改めてそう思います。それだけ当時の日本はびっくりするほどの素朴さで世界に投げ出されて悪戦苦闘したんでしょう、行きついた場所は多大な迷惑を内外にまき散らしてしまったけれども。 そう考えると現在の日本、もしかすると若い人にとっては絶好の場所と時間があるのかもしれないと思ったりも。
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日清戦争に勝つ。 陸軍の好古と海軍の真之そして病床の子規。 列強の拡張意欲と、軟化してくるロシア。 日露戦争直前まで。 まだこの小説の本質(?)は見えない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
戦争が勃発した…。世界を吹き荒れる帝国主義の嵐は、維新からわずか二十数年の小国を根底からゆさぶり、日本は朝鮮をめぐって大国「清」と交戦状態に突入する。陸軍少佐秋山好古は騎兵を率い、海軍少尉真之も洋上に出撃した。一方正岡子規は胸を病みながらも近代短歌・俳句を確立しようと、旧弊な勢力との対決を決意する。
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日清戦争から日露戦争直前まで。 明治維新によって初めて「国家」という概念が輸入され、清という大国に勝利したことで、人々は有史以来かつてない国民的興奮を体験した。このことによって国家と国民といものがどういうものであるかということを日本人は実物教育されたらしい。
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2010年3月24日 読むのに時間がかかります。面白いのですが、なにか仕事に通じるものが見えてきます。
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国家という概念が生まれた明治。 そういう中の外交。日本を強く感じさせられた。 やっぱ司馬さんの本はおもしろい!
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