1,800円以上の注文で送料無料

メドゥサ、鏡をごらん の商品レビュー

3.7

12件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/06/20

怖かった度★★★(最高が★5) 苦手ホラー克服のための「魁ホラー塾」の第四弾は土瓶さん推薦本『メドゥサ、鏡をごらん』です 実はホラー苦手じゃないんじゃね?と思われそうですが、もっとどぎついが残ってる気がしての★3です 『リング』と同程度の評価だから納得やんな いやもう、だい...

怖かった度★★★(最高が★5) 苦手ホラー克服のための「魁ホラー塾」の第四弾は土瓶さん推薦本『メドゥサ、鏡をごらん』です 実はホラー苦手じゃないんじゃね?と思われそうですが、もっとどぎついが残ってる気がしての★3です 『リング』と同程度の評価だから納得やんな いやもう、だいぶ手前で止めてきたな〜ってラストでした 想像させて怖がらせる系だよね 怖い怖い((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル 物語の作りがすごい良かったです このギミックの重ね方というかね そう、そして気付いたことがひとつ 私傲慢な人嫌いなんです ホラー系苦手な理由は単純に怖いのダメって他にきっとこれがあったんだと ホラー小説の主人公って傲慢な奴が多いのでダメなんだわ 自分だけは大丈夫!って自信満々で突き進む 周りの意見を聞かずに自分の出した推論・結論に固執する もうやめとけ!って120ページ目くらからずっと言ってるのに全然聞く耳もたないんよ こっちだって良かれと思って言ってるのよ それがみんなの幸せためなのに、まぁ聞こうとしない 嫌い、はっきり言って嫌い 主人公が嫌いな奴だったら物語も好きにならんよな〜 って一生懸命主人公を止めようとするお前が怖いわ! 実際止まったらもっと怖いわ! 次は、ゆーき本さんオススメの『火のない所に煙は』行きます! ミステリーよりのホラーなんかな?暗黒ミステリー??ちょっと調べたらホラーにカテゴライズしてる書評もたくさんあったんで行ってみますよ!

Posted byブクログ

2022/02/18

止められない行動。止められない憎しみ。止められない好奇心。 人は何故に止まる事が苦手なんだろう。止まる勇気。止める勇気も本当に必要だと思う。

Posted byブクログ

2013/02/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

全身をセメントに浸けて自殺した作家。彼が残した「メドゥサを見た」という一言を頼りに自殺の原因を探っていく主人公だったが…… 途中までミステリーだと思ってたら違った。 けっきょくオカルトで全て片付けてしまい謎が明らかになることはないのが残念。 途中まで主人公がとことんオカルトに懐疑的だったから、いきなり方向転換されて驚きました。 ただ読ませる力、読みやすさはすごい話でした。

Posted byブクログ

2011/01/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何とも不思議な話だった。推理小説ではなく、ホラーだな、これは。謎の自殺を遂げた婚約者の父を追ってったら、その行程が小説として見つかったていになってて、最終的には、自身がその父になってて、自殺をするっていう。自分の日付感覚がずれるってのは怖いだろうな。自分が何者か分からなくなるというのも。自分の名前が思い出せないなんて、千と千尋のようではないか。上下2段組みで字も小さいし、長いと思ったけど意外と早く読めた。

Posted byブクログ

2010/08/15

作家藤井陽造が自殺した。コンクリートで満たされた木枠の表面に全裸になり自身をセメントで塗り固め、「メデュサを見た」と書かれたメモを残し・・。藤井の娘菜名子の婚約者である‘私’はその謎を追う。長野の片田舎で20年前に起きた集団食中毒死と何か関係があるのか、関係者は皆死んでいた。 ...

作家藤井陽造が自殺した。コンクリートで満たされた木枠の表面に全裸になり自身をセメントで塗り固め、「メデュサを見た」と書かれたメモを残し・・。藤井の娘菜名子の婚約者である‘私’はその謎を追う。長野の片田舎で20年前に起きた集団食中毒死と何か関係があるのか、関係者は皆死んでいた。 なんだろうか。不思議な話。謎が謎のままで終わってしまって、色々な奇妙な体験も何故だかわからずに、藤井陽造になり変わってしまった‘私’もまた死んでしまう。やけどのせいでイジメにあい20年前に自殺した女の子の怨念?という話なのかもしれないけど、イジメとか全然関係のない人たちも死んでいて・・・? 先へと読ませるおもしろさはある。文体も明朝BOLDが利いている。

Posted byブクログ

2009/10/04

途中から嫌な予感はひしひしとしていたんですが、こういう精神的な融合とか前後不覚になる感じが気持ち悪くて…。ガダラの豚とかと似た感じの怖さがある。あっちは洗脳だけど。 でも、このタイムパラドックス的なところが面白い。話としてはすらっと読める感じですが、思ったよりも軽かったです。

Posted byブクログ

2009/10/04

おもしろかったー 長編だとおもうけど、 先が気になってすらすらよんでしまった。 途中、ぞっとするようなホラー感覚も十分だし、 話に引き込まれるし読みやすい!!!!! ただ、最後がしっくりこなかったのと ちょっと予想できちゃったのが残念でした。

Posted byブクログ

2009/10/04

あれ?これどんな話だっけ??読んだけど忘れたわw面白いってのだけは憶えてるんだけど・・・で、最後までいって最初から読み直して、ああ。そうだったんだ・・・みたいな。 でも内容が思いだせない・・・ でも面白いのよ。★4つつけておいて説得力ねえーww

Posted byブクログ

2009/10/07

遺体の傍らにあったメモ〈メドゥサを見た〉とは何を意味するのか? 作家・藤井陽造は、コンクリートを満たした木枠の中に全身を塗り固めて絶命していた。傍らには自筆で〈メドゥサを見た〉と記したメモが遺されており、娘とその婚約者は、異様な死の謎を解くため、藤井が死ぬ直前に書いていた原稿を...

遺体の傍らにあったメモ〈メドゥサを見た〉とは何を意味するのか? 作家・藤井陽造は、コンクリートを満たした木枠の中に全身を塗り固めて絶命していた。傍らには自筆で〈メドゥサを見た〉と記したメモが遺されており、娘とその婚約者は、異様な死の謎を解くため、藤井が死ぬ直前に書いていた原稿を探し始める。だが、何かがおかしい。次第に高まる恐怖。そして連鎖する怪死

Posted byブクログ

2009/10/04

さいごの展開にぞっとしてあわてて最初から読み返すような、そんな本でした。やられた...!!というかんじ。

Posted byブクログ