フェイク・ダイヤ の商品レビュー
久々に芸能界ものとか読んだ気がします…。作中映画が大正ものだというのに惹かれて手に取ったのですが、あまり映画の内容には触れられてなくて残念。もっと現実と交差していく話かと思ってました。でも本編として、役のために自らを変えていく主人公の姿はとても良かったです。濡れ場も下手に入ること...
久々に芸能界ものとか読んだ気がします…。作中映画が大正ものだというのに惹かれて手に取ったのですが、あまり映画の内容には触れられてなくて残念。もっと現実と交差していく話かと思ってました。でも本編として、役のために自らを変えていく主人公の姿はとても良かったです。濡れ場も下手に入ることなくきれいな描き方でしたし。ラストシーンの今更のように初々しいふたりが微笑ましくも、若干恥ずかしかったです(苦笑)(2009.03.04読了)
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【あらすじ:日本を代表する映画監督・羽佐間耕平の新作映画の準主役に大抜擢された若手俳優の鮎川真琴。しかし、実力派揃いのキャストの中で、見た目だけで演技に自信のない真琴は、大正時代の退廃的な画家という難しい役どころに惑い、追いつめられていく。縋ることができるのは、突き放すような視線...
【あらすじ:日本を代表する映画監督・羽佐間耕平の新作映画の準主役に大抜擢された若手俳優の鮎川真琴。しかし、実力派揃いのキャストの中で、見た目だけで演技に自信のない真琴は、大正時代の退廃的な画家という難しい役どころに惑い、追いつめられていく。縋ることができるのは、突き放すような視線で真琴の弱さを見抜き、それでも静かに受け止めてくれる助監督・阿久津郁馬の存在だけ。本物の輝きを手に入れたい―苦悩し足掻いた真琴は、自らを汚すため、阿久津に身を委ねることを決意するのだが―!?本物の輝きを得るために、一本の映画にすべてを賭ける男たちの、情熱と艶―。大正時代のロマンティシズムと若き俳優の焦燥が綾なす、久能千明のスペシャル・ロマンス。】
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物語が長くなるというので、削ったそうなんですけど、できれば削らないのを読みたかったです。心理描写とか深くてよかった!一気に読んじゃいました。
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