定吉七は丁稚の番号 の商品レビュー
タイトルで想像が付く…
タイトルで想像が付くように、「007は殺しの番号」のパロディ。定吉の表の顔は、大阪の商社の丁稚、しかしながら裏の顔は、秘密工作員。関東から、納豆文化を広めようとする秘密組織、NATTO との暗躍を描く、コメディ。食に関する記述が多く、読んでいて腹が減る(笑)。
文庫OFF
定吉七番シリーズが再刊されていたとは知らなかった。初めて読んだのは初刊のときだから、20年以上前。この本に限らず、そのころの描写がいちばんしっくりくるのは、ぼくのセンサの感度が一番よかったころだからかなぁ。
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ブックオフにて105円(当時)で。PCエンジンのゲーム版は小学校の時分に遊びまくり、原作があることも知ってはいたが、なかなか興味が向かずにそのうちすっかり忘れてしまっていたところ、昨年『定吉七番の復活』で文字通り復活を遂げたのを知り、一作目のこれだけ古本で発見。ご隠居や雁之助はゲ...
ブックオフにて105円(当時)で。PCエンジンのゲーム版は小学校の時分に遊びまくり、原作があることも知ってはいたが、なかなか興味が向かずにそのうちすっかり忘れてしまっていたところ、昨年『定吉七番の復活』で文字通り復活を遂げたのを知り、一作目のこれだけ古本で発見。ご隠居や雁之助はゲームでもお馴染みだが、他のキャラは小説オンリーの登場。あと秘書の金子さん、ずーっと苗字だと思ってたんだけど、実は下の名前だったのね! P224で秀吉の財宝に言及してるのも嬉しかった。好みは分かれそうだが、この関西ノリは癖になる。
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