江戸の子守唄 の商品レビュー
春、強盗が江戸の町を…
春、強盗が江戸の町を騒がせていた。強盗が殺した人達の刀傷に、東吾は、昔、剣術道場で同門だったある男を思い出し……。るいと東吾の恋も絡む第2巻です。
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御宿かわせみシリーズ…
御宿かわせみシリーズ二作目。神林東吾は魅力的で、るいとの忍ぶ恋が、これからどうなるのか気になります。
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※このレビューにはネタバレを含みます
御宿かわせみシリーズ2巻、鬼同心と言われた庄司源右衛門の一人娘で、父の死後同心株を返して小さな旅籠を始めたるいと、次男坊ながら親代々八丁堀与力の家に生まれた幼馴染の東吾、尋常にいえば身分違いで縁組の成立するわけがなかった。二人の“忍ぶ恋”を縦糸に、江戸下町の四季の風物を織り交ぜながら描かれる、人情味あふれる捕物帳。男ぶりがよく若くやんちゃな東吾を焼きもちを焼きながら、いじらしく世話をするるいと忠義者の奉公人・老番頭嘉助、女中頭お吉、東吾の親友で同心の畝源三郎が脇を固める。2014年に続編『新・御宿かわせみ』が、神林るい:真野響子、神林東吾:小野寺昭、畝源三郎:山口崇、お吉:結城美栄子、で製作される。
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★あらすじ★ 小さな宿の女女主人・るいと、次男坊ながら親代々八丁堀の与力の家に生まれた東吾とでは、尋常にいえば縁組の成立するわけがなかった――2人の“忍ぶ恋”を縦糸に、江戸下町の四季の風物を背景にして描かれる人情味あふれる捕物帳。今日も「かわせみ」には様々な人が泊り、様々な事件が...
★あらすじ★ 小さな宿の女女主人・るいと、次男坊ながら親代々八丁堀の与力の家に生まれた東吾とでは、尋常にいえば縁組の成立するわけがなかった――2人の“忍ぶ恋”を縦糸に、江戸下町の四季の風物を背景にして描かれる人情味あふれる捕物帳。今日も「かわせみ」には様々な人が泊り、様々な事件がおこる。
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相変わらず素敵なお話でした。るいのいじらしさに、ほろりとさせられます。脇のキャラクターもしっかり固められていて、大好きなシリーズです。”江戸の子守唄”の東吾さんの決めせりふ、ズキンときました。かえって女性でないと書けないのではないでしょうか。「おい、いつまでも未練たらしく他人の子...
相変わらず素敵なお話でした。るいのいじらしさに、ほろりとさせられます。脇のキャラクターもしっかり固められていて、大好きなシリーズです。”江戸の子守唄”の東吾さんの決めせりふ、ズキンときました。かえって女性でないと書けないのではないでしょうか。「おい、いつまでも未練たらしく他人の子を見送ってないで、今年は産めよ」
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技巧が前面に出て、ホロリとなるような話のなかった第二巻。 るいと東吾のいちゃいちゃぶりに、以降はそちらの方のヤマ場が楽しみ?
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シリーズ名 文春文庫. 御宿かわせみ ; 2 ISBN 4-16-716809-x 入手条件・定価 476円 全国書誌番号 20559890 個人著者標目 平岩, 弓枝 (1932-)∥ヒライワ,ユミエ NDLC ...
シリーズ名 文春文庫. 御宿かわせみ ; 2 ISBN 4-16-716809-x 入手条件・定価 476円 全国書誌番号 20559890 個人著者標目 平岩, 弓枝 (1932-)∥ヒライワ,ユミエ NDLC KH145 NDC(9) 913.6 本文の言語コード jpn: 日本語 書誌ID 000004388058
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平岩弓枝『御宿かわせみ』シリーズの一冊。 やたらと色恋沙汰が目立った短編集でした。 嫉妬心で殺人を犯したり、東吾に絡む女の影みたいな。 純粋に一途な神林東吾とヤキモチ焼きの庄司るい。 この2人のバランスがとても良い。 だけどまだまだ公の仲にはなれず。 東吾の兄貴にはいつ言うのかな...
平岩弓枝『御宿かわせみ』シリーズの一冊。 やたらと色恋沙汰が目立った短編集でした。 嫉妬心で殺人を犯したり、東吾に絡む女の影みたいな。 純粋に一途な神林東吾とヤキモチ焼きの庄司るい。 この2人のバランスがとても良い。 だけどまだまだ公の仲にはなれず。 東吾の兄貴にはいつ言うのかなぁ? 「お役者松」というあだ名のスリが出てくるんだけど このスリは後々の作品にも出てくるらしい。 昔の人は【迷子石】で人探しをしていたんだなぁ。
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【8作収録】 ・子に恵まれない大店の女房に娘を売ったものの、ゆすりの材料になると見て連れ出した生みの母親。数日滞在したかわせみから娘を置いて逐電 ・二十歳になる大店の息子が、かつて自分を置いて家を出た生みの母親の助言で自ら身を隠し身代金を手に入れるが、東吾にどこか似ているスリのお...
【8作収録】 ・子に恵まれない大店の女房に娘を売ったものの、ゆすりの材料になると見て連れ出した生みの母親。数日滞在したかわせみから娘を置いて逐電 ・二十歳になる大店の息子が、かつて自分を置いて家を出た生みの母親の助言で自ら身を隠し身代金を手に入れるが、東吾にどこか似ているスリのお役者松の協力のもと、金を奪い返す ・なかなか解決できぬまま、ついには同心までもが犠牲になった辻斬り。鍵を握るのは迷子になった5歳の子供。 ・料理屋の主人と妾が証言する三百両の泥棒被害。妾の幼馴染の男が犯行を自供するものの、肝心の金が見つからない。果たして真相は――・・・ ・立て続けに起こる強盗殺人事件。遺体に残る迷いのない鋭い突きの傷跡は東吾と源三郎にとある男を思い出させる ・油問屋の婿養子が財産欲しさに忠義者の番頭を殺し、罪を女房に押し付ける ・1年に一度七夕の日に必ず向かい合せの部屋を予約する、二十歳もの年の差のある男女 ・かわせみへ女連れでやってきた東吾。翌日、その女は殺され、東吾は容疑者として瓦版に載る始末。果たして真犯人は?!
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