ハムレット の商品レビュー
2022/09/15 初読 ハムレットという名前しか知らずに今まで生きてきてやっと読めた。最後の終わり方が好きだった
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※このレビューにはネタバレを含みます
デンマーク王子ハムレットは父の死の一か月後に再開した母に衝撃を受ける。父の亡霊により真実を知り復讐を誓う。結局父。母、恋人とその兄をすべて失ってしまう。悲しい話。復讐に駆り出されてしまうと人生が不幸になる。それのみに反応も心が左右されてしまう。
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初シェイクスピア。戯曲に手を伸ばし、イプセンからシェイクスピアに移りました。さすがかの名高い『ハムレット』。内容が重厚です。台詞回しのポエジーが素晴らしく、悲劇の中にもペーソスがちりばめられている。天才です。イプセンの作品と比べると、登場人物も多いし関係も複雑。群雄割拠のヨーロッ...
初シェイクスピア。戯曲に手を伸ばし、イプセンからシェイクスピアに移りました。さすがかの名高い『ハムレット』。内容が重厚です。台詞回しのポエジーが素晴らしく、悲劇の中にもペーソスがちりばめられている。天才です。イプセンの作品と比べると、登場人物も多いし関係も複雑。群雄割拠のヨーロッパの時代なので、隣国との力関係なんかも現代とは大きく違います。そういう部分めんどくさいと感じる人も多いかもしれませんが、私はそこも含めて歴史を感じることができ、大いに楽しめました。 恨みから始まる物語ですが、人間の歴史にいつも深層的に流れてきた意識がこのような形で表出していきます。様々な感情に起因する人間模様が芸術として残されてきました。古代ギリシャから始まる悲劇の系譜も、同じく人間の心を刺激し、慰め、その無常さにどこか人生の奥行を感じていたのかと思います。個人的なかかわりでの恨みことは御免です。する方もされる方も。しかし人間の歴史としては捨て置くことができない、ハムレット型の流れが今も存在し、私の足元にも流れているのです。 14/6/27
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今更ながら英文学の王様読了。あまりにも有名な復讐悲劇。長い独白は復讐を躊躇うハムレットの象徴か。溢れ出す言葉に色々考えさせられる。目まぐるしいクライマックスのあと舞台に残る惨状。矛盾もあるが、文学の面白みはここに詰まっているように思う。シェイクスピアのワードプレイが原文で分かるよ...
今更ながら英文学の王様読了。あまりにも有名な復讐悲劇。長い独白は復讐を躊躇うハムレットの象徴か。溢れ出す言葉に色々考えさせられる。目まぐるしいクライマックスのあと舞台に残る惨状。矛盾もあるが、文学の面白みはここに詰まっているように思う。シェイクスピアのワードプレイが原文で分かるようになりたいと切に感じた。
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シェイクスピア、初めて読んだ。 人間心理の描写が凄いね。凄いという形容が稚拙で何ともなんだけど。 ザックリした内容だけで言ったら、ザ・昼ドラ感はしなくもないんだが。 若者の心のありようは、現代にも通じるところがある気がする。 至る所に、明言、格言、教訓が転がってるね。 ...
シェイクスピア、初めて読んだ。 人間心理の描写が凄いね。凄いという形容が稚拙で何ともなんだけど。 ザックリした内容だけで言ったら、ザ・昼ドラ感はしなくもないんだが。 若者の心のありようは、現代にも通じるところがある気がする。 至る所に、明言、格言、教訓が転がってるね。 ホレイショ、良いよ。素晴らしい。
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デンマークの王子・ハムレット。父である王が死に、すぐに母は叔父と再婚した。ショックを受けていたハムレットだが、夜な夜な現れる父の亡霊に、実は弟(叔父)に殺されたのだということを聞き、復讐を誓う。 某舞台観劇が近くなってきたため、改めて読んでみた。すでに演じられているのを何回...
デンマークの王子・ハムレット。父である王が死に、すぐに母は叔父と再婚した。ショックを受けていたハムレットだが、夜な夜な現れる父の亡霊に、実は弟(叔父)に殺されたのだということを聞き、復讐を誓う。 某舞台観劇が近くなってきたため、改めて読んでみた。すでに演じられているのを何回か観ているため、台詞は脳内で感情を込めた声となって変換されながら入ってきたし、「ここはあの場面だ」と楽しむこともできたが、全く初めて触れるなら、この台詞形式は物語そのものや盛り上がりが掴みにくいかなと思った(こういう形式の本を読んだのは初めて)。父の亡霊と会うシーンが好き。ちなみにこの本は、その某舞台の台詞の訳し方とは結構違っていた。
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