YS-11、走る! の商品レビュー
YS-11と言ったところで今でも覚えている人はどれくらいいるのだろう? 著者はそのYS-11の改良に携わった設計者の一人らしい。 著者と言っても、白井健次、岩崎寿次の併記になっており、構成・文 岩崎 寿次と表紙に書いてあるので、白井氏が口述した内容を岩崎氏が書き起こしたのかも知れ...
YS-11と言ったところで今でも覚えている人はどれくらいいるのだろう? 著者はそのYS-11の改良に携わった設計者の一人らしい。 著者と言っても、白井健次、岩崎寿次の併記になっており、構成・文 岩崎 寿次と表紙に書いてあるので、白井氏が口述した内容を岩崎氏が書き起こしたのかも知れない。その辺の事情が書いてないので実際だれが書いた本なのか、良く分からない構成になっていて残念。 自転車のYS-11の折畳み機構や、軽量化の記事があるが、どうせなら、YS-11の広告本だ!と謗りを受ける位、これでもかっ!という位の図面や写真を徹底的に載せれば良かったと思う。図解すれば容易に理解できるであろうメカニズムの詳細を文章で読ませられるのは、案外疲れる作業だ。 次回作があるのかどうか分からないが、あるのであれば、図解/写真満載のバイク技術研究所カタログ本スタイルの本を期待したい。
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