歴史に好奇心(2007年2・3月) の商品レビュー
「江戸のなんでも見てやろう」「京都博物誌」で構成されるNHK教養番組のテキスト。 江戸時代の合理性と近代科学の成立にさきだって、不可思議の世界の混在するところが、おもしろい。 人魚など、まことしやかに登場するが、その人魚を現代のX線撮影で解明すると、どうなるか?。 バカバ...
「江戸のなんでも見てやろう」「京都博物誌」で構成されるNHK教養番組のテキスト。 江戸時代の合理性と近代科学の成立にさきだって、不可思議の世界の混在するところが、おもしろい。 人魚など、まことしやかに登場するが、その人魚を現代のX線撮影で解明すると、どうなるか?。 バカバカしいようには思うけれども、現実にはあった話。要はその象徴するところが、いかなる意味をもっているのか。空想と「こうでありたい」とするあこがれの意味を問うているかのようである、が。
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某国営放送局で2007年の2月〜3月に放送していたガイド本です。 2月の『江戸のなんでも見てやろう』は凄いです。 長崎から江戸へ象が闊歩する。人々が大騒ぎしないようにとか、その後の象のありかた等。 精密に描かれた動植物の数々。 絶滅したであろう ニホンカワウソやニホンオオカミ ...
某国営放送局で2007年の2月〜3月に放送していたガイド本です。 2月の『江戸のなんでも見てやろう』は凄いです。 長崎から江戸へ象が闊歩する。人々が大騒ぎしないようにとか、その後の象のありかた等。 精密に描かれた動植物の数々。 絶滅したであろう ニホンカワウソやニホンオオカミ 想像上の妖怪、人魚のミイラ(X線写真あり)、天狗の爪… 3月の『京都きもの玉手箱」は着物の歴史に興味有りの方は読んで損がないです。 着物の重ね着や十二単、モダン・ガールまで続きます。 口絵や写真が結構載っているので飽きさせません。注釈も詳しく解説しています。 素敵な本です。 実際に放映しているときに目にしたかった番組。想像すると面白そうです。
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NHKの教育テレビで毎週木曜にやっている「知るを楽しむ 歴史に好奇心」のテキスト。 3月のテーマは「京都きもの玉手箱」だそうです。テキストをみたところ平安時代から近代までやるみたい。今からとても楽しみです。
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NHKテキスト。二月「江戸のなんでも見てやろう〜絢爛!博物誌の世界」、三月「京都きもの玉手箱」。 二月の内容を目当てに買いました。「君は人魚のミイラを見たか?」(妖怪の博物学)がたいへん面白かったです。
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