論語力 の商品レビュー
語学学校の先生がオススメしていた本の作者。 「TVで『論語』の解説をしてて、美しい言葉で話して、聞き易いんだよ!」とのこと。 どっかで聞いたことある、この名前…。 ということでぎゅうぎゅう詰めの本棚の中から探し出しました。 やっぱり!この人だ! 数年前に買って置きっ放しになって...
語学学校の先生がオススメしていた本の作者。 「TVで『論語』の解説をしてて、美しい言葉で話して、聞き易いんだよ!」とのこと。 どっかで聞いたことある、この名前…。 ということでぎゅうぎゅう詰めの本棚の中から探し出しました。 やっぱり!この人だ! 数年前に買って置きっ放しになってたのを、学校に持ってくために一気読み。 先生に「元の本と日本語訳と、感じ違う?どんな感じ?」ッて聞かれたけど、ごめんなさい中国語の方は読んでないです…。 内容的には、『論語』を思いっ切り、力の限り現代に、そして個人に引き寄せて解釈しました、ッて印象。 なので『論語』というか儒教の持つ、国家統一・統治の為の方策的部分はばっさりカット。 まあそれはそれで面白かったのですが。 とはいえ、「為政者が国を治める為の方法」にも「現代人がよく生きる為の指針」にも読める、柔軟性と多義性が『論語』の凄いところなんじゃないかなあ、と。 でもやっぱり、原典に当たらねば…!
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中国でも近年論語がブームになったらしい。 その火付け役のユーダン氏が日本向けに著したとのこと。渋沢栄一や日本人の(よみやすい)論語解説にはない引用が面白い。中国の故事や古典の引用、独特の解釈を織り交ぜて、説得力を増している。 まずは根幹となる「恕」と「仁」のわかりやすい説明から...
中国でも近年論語がブームになったらしい。 その火付け役のユーダン氏が日本向けに著したとのこと。渋沢栄一や日本人の(よみやすい)論語解説にはない引用が面白い。中国の故事や古典の引用、独特の解釈を織り交ぜて、説得力を増している。 まずは根幹となる「恕」と「仁」のわかりやすい説明から。論語の「目的」を次のように解釈しているところが、おもしろい。 人間は理想の世界と現実との間に存在している。 現実で起こる困難や苦を乗り越え、理想と現実との間で調和を保ちつつ、少しずつ自分の理想を実現していくべきだと、説いたのが孔子である。 論語のエッセンスとして、 ※自分を信じであげること、 ※損得をあまり気にしないこと、 ※自らを戒めることができる勇気を持つこと、 と説いている。
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資料用に古書を買ったら、会津の心と題した(たぶん孫向けの)送り状が挟まってた。いろいろ残念。内容は新儒教的解釈全開(それも陽明学寄り)だが、日本の武士道的論語解釈よりはまだバランスが取れてる感じ。
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人間は怠ける、忘れる 2000年以上前にといて どれだけの人が実践できているか? 辛い現実は変わらない 変わるのは心の受け止め方 自信、無欲、勇気 正しく理解し備えたとき 強い心が生まれる つまらないことは忘れる 過去にとらわれない 古典からわたしたちは 学びましょう。
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一般的な知られている 論語の範囲でした 日本は論語 儒教の教えが広まっていて 徳とよばれるような考え行いとして論語の精神が 染みているように感じています さらっと論語を見直したいときにおすすめ
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