テキスト現代ジャーナリズム論 の商品レビュー

石澤靖治【著】

2013/12/26

　図書館より。
　情報の種類、企業としてのジャーナリズム、公企業としてのジャーナリズムなどが主なテーマでしょうか。

　基礎編がジャーナリズムの仕組みや、理念の解説、応用編では実際のニュースを通してジャーナリズムがニュースをどう扱うのかを解説、最後にジャーナリズムがどうあるべきか、が書かれています。

　全体としては基礎編が理解しやすかったので、その後の流れもスムーズに理解できたかと思います。応用編が全体のほとんどを占めていたので実例としては分かりやすかったのですが、基礎編でもうちょっと説明があってもいいかな、と思いました。

　でもジャーナリズムに興味のある方なら、まずは読んでみる分にはとても読みやすいものだと思います。