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葡萄と郷愁 の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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国を異にした二人の女…

国を異にした二人の女子大生が、人生を左右する重大な決断を下す1日。残り少ない時間の中で、今までたどって来た道のりを振り返り、自分にとって何が大切か、何を優先すべきかを悩み迷い続ける二人。揺れ動く気持ちの中、最後にはその決断の瞬間を迎えます。

文庫OFF

日本とブダペストの2…

日本とブダペストの2人の女性の人生の決断についての物語。人生とは何か? 幸せとは何か? 友情とは? 家族とは? すらすらと読めるがじっくりと考えさせられる作品。2人の対比で描かれている構成も見事です。

文庫OFF

2024/11/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1985年10月17日。外交官夫人を約束された男との婚約を迫られる東京の女子大生(沢木純子)、 アメリカの大富豪未亡人に養子縁組を切望されるハンガリ-・ブダペストの女子大生(ホルヴァ-ト・アギ)、この人生の岐路に立つ二人が、この日の残された決断の時間内にどんな選択をするのか。…交錯することない二人にとって幸福とは?生きるとは?… 家の軋轢、学友らとの交流をとおして織り成される青春群像劇。〝 アーギ-は、×××の言葉を思い出していた ― 俺は祖国を捨てることことに感傷的だよ。いろんな難問を抱えるにしても、俺が生まれて育った国だぜ。自由の国アメリカの豪邸に住む寂しいハンガリ-人になるより、一生汚いアパ-トで暮らしても、友達のいる祖国の方がいいよ。でもアーギ-は勇気と才能があるから、このハンガリ-は窮屈で小さすぎるかも知れないね ― 〟

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2024/05/22

なんとも言えない良 もっと私に海外の景色が思い浮かぶような想像力があればよかったな 自分の読解力が足りない感じがした でも、こういう言い回しをするのか、とか こういう文章を考えるんだーとか、そういうのが新鮮で面白かったです

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2016/01/26

純子とアーギ、全く接点のない2人の女性が主人公。共通しているのはこれからの人生を左右するような電話を待っているということ。 これ、アーギのパートの必要性がいまひとつ判りませんでした。純子のパートはあの短い話の中に様々な人の人生が垣間見えるようで面白かった。 打算的な結婚も決して悪...

純子とアーギ、全く接点のない2人の女性が主人公。共通しているのはこれからの人生を左右するような電話を待っているということ。 これ、アーギのパートの必要性がいまひとつ判りませんでした。純子のパートはあの短い話の中に様々な人の人生が垣間見えるようで面白かった。 打算的な結婚も決して悪いとは思わない。作中にあったように大恋愛の末に結婚してもうまくいくとは限らないし、逆にお見合いで妥協の末にした結婚でも、相手に愛情を感じずっと寄り添っていけるかもしれないし。 星は4つでも良かったけど、アーギ編が個人的にいまいちだったので3つということで。

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2014/08/17

日本と外国(ブダペスト)の二つの国に生きる青年たちの物語なのですが、この二つの場面がどこでどう重なるのか、少しサスペンスっぽく読めました。ラストは「何だー」ってなるかもしれませんが後味は意外とすっきりしますよ。

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2014/02/10

岡部が日本に持ち帰った手紙が印象的。思い出は甘美だけど、その中でしか生きられないのは寂しいこと。前をみなければ。 ワインが飲みたい。

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2011/04/09

二人の若い女性の岐路。 彼女達はどのような選択をするのか… 自分の生きる道、その伴侶、おいていくもの、もっていくもの… 先へ先へとページをめくる。 あぁ、そうかと納得。 私が彼女達なら、きっと同じ選択をする。 現に、同じような行動をとったこともあるもの。

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2010/11/09

文章は流石、きれい。 しかし、二人の女性について 交互に話を進める必要はあったのだろうか? 時間軸以外に二者に関連はなく、 『凝った設定にしてみました』 という感じしか受けなかった。

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2010/08/16

外交官との結婚を迷いながらきめた主人公。 好きじゃない男性を、一緒に暮らしながら、少しずつ好きになる。 女性はまず日々の暮らしに満たされなくてはならないから。 この作品を読んだ当時は、私もそんなことが簡単にできてしまうと考えていた。 マスカットを一房くれた幼なじみの男の子。汚い部...

外交官との結婚を迷いながらきめた主人公。 好きじゃない男性を、一緒に暮らしながら、少しずつ好きになる。 女性はまず日々の暮らしに満たされなくてはならないから。 この作品を読んだ当時は、私もそんなことが簡単にできてしまうと考えていた。 マスカットを一房くれた幼なじみの男の子。汚い部分を見ても、出会った頃の光が失われても、私ならずっと一緒にいたいと願う。 時間は流れる。いいようにも、わるいようにも。 女性の幸せと、おかれた環境、時代、時間…考えてしまう作品でした。

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