金の言いまつがい の商品レビュー

ほぼ日刊イトイ新聞

2009/10/04

http://blogs.dion.ne.jp/kuromatu/archives/5691009.html

2009/10/04

前回同様、装丁、作り自体にも間違いがあるこのシリーズ。やっぱり笑いをこらえきれず、家族に妙な目で見られること必至。

2009/10/04

言い間違い…誰もがその危険と隣り合わせだからこそ、笑ってしまう他人の失敗。
そんなエピソードを集めた本です。
「使用上の注意：絶対に知らない人がいるところでは読まないでください。
知っている人ばかりの場所でも、周囲の理解を得てから読むようにしてください。」
本にも実際にこんな感じの注意書きが書いてあると思いますが、絶対に守ってください。
私は笑い声を殺すのが精一杯で、笑いを堪えることはできませんでした。

2009/10/04

おかしくておかしくて、笑いながら呼吸困難を喫します。他人はもちろん家族にも見せられない咽び笑いになってしまうので、家人が寝静まってから読みます。

2020/07/15

電車の中で読むには危険な本が2冊ある。
1つはリリー・フランキーの「東京タワー」。これは、電車の中で読みながら涙が止まらなくなって大変なことになった。
もう一つは「言いまつがい」。前作も、本屋で立ち読みした段階で笑いが押さえられず、とても電車の中で読めるような本ではなかった。
その続編が2冊セットになって発売になった。「金」と「銀」の違いは特になくて、量が多いから分冊になったようだ。

友人がご主人を連れて遊びに来た。わが家の犬が大歓迎して、ご主人の顔をペロペロなめた。きたなくて申し訳ないと思った私は、犬に向かって、「きたない顔なめちゃダメ！」と言い放った。「顔がきたなくなるからなめちゃダメ！」と言いたかったのに。(p.145)

「猛(たけし)」という名の漢字を電話で説明しようとしていた隣の課の課長は、必死で「猛獣の『獣(じゅう)』、『獣』です『獣』」と連呼していた。(p.166)

同僚が電話で、名前の漢字を説明していました。「介」という字がうまく説明できないようで、困り果てたあげく、「あ、そうそう、イカみたいな形の『すけ』です」。それでどうやら先方もわかってくれてみたいでしたが。(p.167)

スパゲティ屋に行ったときのことです。注文は「ペスカトーレの大盛り」と決めていました。あまり滑舌のよくない私は「ペスカトーレ」を言い間違えないよう、頭で反復しながら席につきました。
店員「ご注文はお決まりでしょうか？」
私「ペスカトーレ、おおもれで」
・・そっちかよ！(p.192)

職場の人の話。「娘は、私のようになっちゃいけないと思って育ってきたんだと思うのよ。ほらなんだっけ、そう、逆博士ってやつよ」・・・一瞬の沈黙のあと、「反面教師」の間違いだとわかったのは私だけでした。(p.212)

カナダに長期出張していた私は、帰国した時、関西空港の売店で他人と肩がぶつかってしまい、とっさに「ソリません(sorryとすみませんの合体)」と言ってしまいました。(p.233)

英語が話せない私の上司は仕事で外国に行った時、なぜか犬に噛まれてしまい、犬に向かって大声で「サンキュー！」と怒鳴ってしまったらしい。(p.237)

ぼくの友達は、部屋を借りるため、不動産屋さんと一緒に部屋を見にいって「水まわり見せてもらえますか？」と言うつもりが、「濡れ場見せてもらえますか？」と言ったらしい。(p.299)

友人が結婚式でしでかしました。純白の花嫁衣裳に旨でウットリしていた時に、ひときわ大きな声で「エンディングドレス、よく似合ってるよー！」と。固まる一同、笑顔引きつる新郎新婦、気づいていない本人。(p.278)

2009/10/04

言い間違い（・勘違い）のオンパレード。
たまにわざとらしいのがあるけど、面白い。
何も考えずに笑える。