進路形成に対する「在り方生き方指導」の功罪 の商品レビュー
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「学校社会学」(Mゼミ)の課題本 大学の離学・不適応が増加し、高校の進路指導は学校教師主導から生徒の主体的進路選択へとパラダイム変換をした。その影響とそこで起こる新たな問題を探る。 2000年代に入ると多くの高校が生徒の主体的進路選択を支える進路指導を行うようになった。生徒は進路決定をする過程で志望分野の意識が芽生え、志望校の選択をする。このように生徒は先生を頼らずに主体的に志望校を選ぶようになったが、入学校は選択できない。 学校の進路指導では発達理論に基づく概念的な指導をするのみならず、社会的・環境的背景を踏まえて現実的な要求に応える必要がある。
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