史上最強の投資家バフェットの教訓 の商品レビュー
1969年に高くなりすぎたと判断して、手を引いた。1973年から74年にかけて下落した。 1990年代も同様にした。 習慣という名の鎖は軽すぎて存在を感じることができない。 何事も永遠には続かない。いずれどこかで不調に陥る。 敬遠基盤がぜい弱だと、経営陣が優秀でも失敗する。 ...
1969年に高くなりすぎたと判断して、手を引いた。1973年から74年にかけて下落した。 1990年代も同様にした。 習慣という名の鎖は軽すぎて存在を感じることができない。 何事も永遠には続かない。いずれどこかで不調に陥る。 敬遠基盤がぜい弱だと、経営陣が優秀でも失敗する。 貧弱なビジネスを安く買うより、経済性に優れたビジネスを適正価格で買うほうがいい。 新規の設備投資を常に必要するビジネスは株主に報いない。 経営陣にとっては、買収のほうが既存のトラブルを解決するより手が出しやすい。 コモディティ型のビジネスは株主資本利益率が低くなる。たいていのビジネスはコモディティ型である。 消費者独占型ビジネスは競争優位性を持つ。それを適正価格の時に買う。 人まねはしない。自分で考える。 髪を切りたいなら床屋に行くな。自分で切る。 頭を整理するには、書くこと、文字にすること。 クルマを一生乗り続けると同じように、自分の体をいたわり強化する。 人々は強欲、臆病、愚行を繰り返す。ただしどの順番か、はわからない。 他人が強欲の時臆病になり、臆病なとき強欲になればよい。 穴にはまっていると気づいたとき、一番大切なのは穴を掘るのをやめること。 上手くやれても、流れには逆らえない。生産性を上げても賃金が高ければ儲からない。 ビジネスの種類が大事。 新たな投資の機会は毎日生まれている。不作為のミスは咎められないが、作為のミスは注意すべき。 何もしないで儲けそこなっても、ミスではない。 フロントガラスはいつもバックミラーより透明度が低い。 価格とは支払うものであり、価値とは受け取るもの。 価値で行動を起こすこと。 入札は買っても負け。 株式市場の乱高下は敵ではなく友とする。愚行は参加するものではなく利用するもの。
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投資だけでなく人生にも役に立つ金言が満載であった。人が見向きもしないときに安値で買い、長期間保有し続ける。与えよさらば与えられん、会計はビジネスの言語、リグリーズのチューインガム、あらゆる職業は素人をだますことで成立している、皆が臆病なときには強欲に、どのビジネス船に乗り込むか、...
投資だけでなく人生にも役に立つ金言が満載であった。人が見向きもしないときに安値で買い、長期間保有し続ける。与えよさらば与えられん、会計はビジネスの言語、リグリーズのチューインガム、あらゆる職業は素人をだますことで成立している、皆が臆病なときには強欲に、どのビジネス船に乗り込むか、PERが20倍以下、分散よりも集中投資を。株式の基本的な考えが少し分かった気がする。
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ウォーレン・バフェットの125個の警句を紹介し、その意味するところを説明している本。 紹介されているのは基本的にはすべて投資に対しての警句だが、日常生活やビジネスにも当てはまるものが多い。ほとんどの警句とその解説が1〜2頁に収められていて、理解するために投資の知識を必要とするわ...
ウォーレン・バフェットの125個の警句を紹介し、その意味するところを説明している本。 紹介されているのは基本的にはすべて投資に対しての警句だが、日常生活やビジネスにも当てはまるものが多い。ほとんどの警句とその解説が1〜2頁に収められていて、理解するために投資の知識を必要とするわけでもないので、投資に興味のない人にもおススメできる。時間のあるときにパラパラと眺め読みするのも良いだろう。
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※このレビューにはネタバレを含みます
投資については ・良い企業の株が過小評価されていて、安いときに購入して長期保有する ・自分のわからない分野には手を出さない ・みんなが強気なときは、臆病になりなさい。みんなが弱気のときには強気になりなさい。 書き出してみると至極単純なことばかり。 これを完璧に出来るからこそ、バフェットのバフェットたる所以なのだろう。 また、投資に限らず人生訓として勉強になることが沢山載っていた。 何点か私が感銘を受けた言葉を自分の備忘録として抜粋。 ・100万ドルで愛が買えるなら安いものだ。しかし、現実には誰かに愛されたいと思ったら、愛すべき人物になるしかない。見返りを求めてしまうのは人間の性だが、あなたが何かを与えなければ、おそらく、あなたには何も与えられないだろう。 ・自分の望む仕事を始めるべき潮時が訪れたら、逃してはならない。好きな仕事に就いていれば、あなたは毎朝うきうきベットから起き出せるようになる。 ・あなたが、車を一台持っていて、一生その車にしか乗れないとしよう。当然あなたは、大切に取り扱おうとするだろう。必要以上オイル交換をしたり、慎重な運転を心がけたり。ここで、考えてほしいのは、あなたが一生にひとつの心と、ひとつの体しか持てないということだ。常に心身の鍛錬をすべし。決して手入れを怠ることなかれ。 人間の主要資本が自分自身だとすれば、必須なのは心身の維持と強化である。 心身を大切にする。愛される人になる。好きな仕事に就く。どれも、簡単に思えて難しいことである。 バフェットのように何億円の寄付は無理でも、自分が影響を与えることのできる範囲では「与えよ、さらば与えられん」の精神で与えられることをただ待つのではなく、自分から行動することができるように常に気を配っていきたい。 とても、読み易く2・3時間あれば、読むことができる。 しかし、一回だけではなく、手元に置いて、人生の転機ごとに読み返すと、また違った視点から読むことのできる本である。 投資をされている人でなくても、勉強になることが沢山書いてあり、読み応えのある本。
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"リッチになりたいなら、財産を複利で運用する必要がある。元手は多ければ多いほどいい。だからバフェットは旧式の車に乗り続ける。 "
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5年後に商品ラインナップを見直し、大量の資本投入が必要な会社はダメ。継続的に資本投入が必要な会社は、事業拡張、異業種買収、自社株買いに金を回せない。成長に資本が必要ない会社がいい。
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成功の定義とは 「愛されたいと望む相手から愛されること」 製品の不変性は収益の不変性に等しい。変える必要のない製品を保有する会社は利益を全て刈り取ることができる。 投資する価値のある会社は 予測可能な未来を持つ既存の優良企業のうち、何とか修正が効く経営上のミスによって一時的に...
成功の定義とは 「愛されたいと望む相手から愛されること」 製品の不変性は収益の不変性に等しい。変える必要のない製品を保有する会社は利益を全て刈り取ることができる。 投資する価値のある会社は 予測可能な未来を持つ既存の優良企業のうち、何とか修正が効く経営上のミスによって一時的に株価が下落している会社や、産業全体を覆う不況あるいは弱気相場によって株価が下落している会社。 強欲の僕となるのではなく、強欲の主人となれるのなら、強欲は素晴らしいものである。強欲の欠片くらい持っていなければ金持ちになどなれないからだ。しかし過剰な強欲は嫉妬を芽生えさせる。嫉妬は決して満たされる事のない渇望です。 他人が強欲な時に臆病になり、他人が臆病な時に強欲になればいい。株価が天高く上がった時は株式市場とは距離を置く。一方、弱気相場になった時は、強欲になって常々自分の物にしたいと夢見ていた優良ビジネスを買いまくる。 穴にはまっていると気付いた時、1番大切なのは、掘るのをやめる事だ。 リスクは自分の行動に対する無知から生じる。株の買い入れを実行する前に必ず購入理由を紙に箇条書きする。少なくとも「なぜ自分は今日コカコーラに320億ドルを投資するのか?」という質問の答えを知る事はできる。答えを見つけられないなら、株を買うべきではない。ちゃんと答えを見つけられたら、そして同じ様な投資先を何社か見つけられたら、きっと君は大金持ちになれる。
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※このレビューにはネタバレを含みます
いくつもの言葉が心に響いた、もとい心に突き刺さった。 まだまだメンタルを鍛える必要がある。 そして、会計はビジネスの言語ということでやはり 学ばなければいけないようだ。
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良い本です。実行できるのなら苦労はしません。 敬虔なクリスチャンのように良い株とは一生涯付き合いなさい。
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体系的ではないが、部分的に参考になるところはある。 そういう意味で、自分なりのやり方が行き詰っている人が参考にするのはありだと思う。 ただ、小噺をたくさん聞くようなものなので、聞きかじった知識にしかならないのではないでしょうか。 この本を読むくらいなら、自分なりの投資方法を確立...
体系的ではないが、部分的に参考になるところはある。 そういう意味で、自分なりのやり方が行き詰っている人が参考にするのはありだと思う。 ただ、小噺をたくさん聞くようなものなので、聞きかじった知識にしかならないのではないでしょうか。 この本を読むくらいなら、自分なりの投資方法を確立するなり精度をあげるなりした方がよいと思う。
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