秘密結社の手帖 の商品レビュー
見えざる帝国ってKKKのことだったの!? と図らずしてBLEACHの敵組織の元ネタを知った。 みんな大好きアレイスター・クロウリーの話もあるし、とにかくアニメやマンガで出てきたような秘密結社の話がごまんとある。中二病オカルトサブカルクソ野郎には垂涎の一冊。 どこまで正確な情報なの...
見えざる帝国ってKKKのことだったの!? と図らずしてBLEACHの敵組織の元ネタを知った。 みんな大好きアレイスター・クロウリーの話もあるし、とにかくアニメやマンガで出てきたような秘密結社の話がごまんとある。中二病オカルトサブカルクソ野郎には垂涎の一冊。 どこまで正確な情報なのかはアテにならないが、澁澤龍彦の軽妙な語り口で楽しい読み物としては一級品。
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この本を読んで、初めて世の中に「秘密結社」があるかも?いや実在するかも?と思った。心のおもむくまま、時間と空間を旅している気分に浸れる。
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- ネタバレ
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私が秘密結社を知ったのは、フリーメイソンくらいだったのですが、漠然としていて掴めない浮遊感があり、本書を知り手に取りました。 切り離せないのが、宗教、儀式、犯罪など、これだけ知ればもうお腹いっぱいなのですが、そこは秘密、秘密がどんどん暴かれるので読む手が止まらずでした。 スローガンが何処の秘密結社にもあり、犯罪、革命、慈善団体など、中でも戦争とは離れがたい逸話があり、大変興味深かった一冊。 謎だと暴きたくなる渇望を満たしてくれました。
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ヨーロッパを中心として、様々な秘密結社を紹介しまくる本。学術的な感じは一切なく、読者に地図を示す前書きも無いからどこに連れていかれるのか分からないし、2012年に刷られてるのに文字が小さく掠れてるし、「土人」など今じゃ見かけない言葉もガンガン出てくるし。「一説によると」「と言わ...
ヨーロッパを中心として、様々な秘密結社を紹介しまくる本。学術的な感じは一切なく、読者に地図を示す前書きも無いからどこに連れていかれるのか分からないし、2012年に刷られてるのに文字が小さく掠れてるし、「土人」など今じゃ見かけない言葉もガンガン出てくるし。「一説によると」「と言われる」「という」「らしい」「に違いない」など、Wikipediaに書いたら[要出典][要検証]だらけになりそうな怪しすぎる記述。書きっぷりも書かれている内容もメチャクチャ怪しい。奇書と言ってもいいかも。 自分で自分のちんちんを切り落とすとか、それすら生ぬるいあれこれが一定の集団の中で行われていたのが俄かには信じ難い。 フリーメーソンについて勉強したいとか、そういう需要に応える本ではないけれど、知識を蓄えるのとは違った、秘密めいた面白さがあった。
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秘密結社の定義から、世界中の秘密結社について紹介されていて面白かった。 著者あとがきにもあったように日本の秘密結社についてもっと記載があればよかった。
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時を空けずに、2冊目澁澤 龍彦を読む。薔薇十字軍、フリーメーソンなどなど、都市伝説を網羅しているのが本書だ。好きな人にはたまらない。
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古今東西の秘密結社についての本。 古典的作品なので、現代の陰謀論的な秘密結社は少なく、古代からの秘密結社の歴史が紐解かれているのが、期待と違ったけれど面白かった。 世界史詳しかったらもっと楽しかったんだろうな。勉強します!
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[ 内容 ] たえず歴史の裏面に出没し、不思議な影響力を及ぼしつづけた無気味な集団、グノーシス派、薔薇十字団、フリーメーソンなど、正史ではとりあげられない秘密結社の数々をヨーロッパ史を中心に紹介。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おす...
[ 内容 ] たえず歴史の裏面に出没し、不思議な影響力を及ぼしつづけた無気味な集団、グノーシス派、薔薇十字団、フリーメーソンなど、正史ではとりあげられない秘密結社の数々をヨーロッパ史を中心に紹介。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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460 たえず歴史の裏面に出没し、不思議な影響力を個人や社会におよぼしつづけた無気味な人間集団、秘密結社――この排他的でなにやら陰謀の匂いにみちた怪しい影の集団の実態は、どのようなものであったのだろうか?グノーシス派、薔薇十字団、フリーメーソンなど、正史ではとりあげられることの少...
460 たえず歴史の裏面に出没し、不思議な影響力を個人や社会におよぼしつづけた無気味な人間集団、秘密結社――この排他的でなにやら陰謀の匂いにみちた怪しい影の集団の実態は、どのようなものであったのだろうか?グノーシス派、薔薇十字団、フリーメーソンなど、正史ではとりあげられることの少ない秘密結社のかずかずを、ヨーロッパ史を中心に紹介し、その知られざる側面に光をあてる。
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面白かった。 「秘密結社」という言葉にわけもなくときめいてしまう私にとって、「秘密結社」の定義から歴史まで、エッセイ風の文章で解説してくれる本書は実に興味深かった。
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