オコナー短編集 の商品レビュー
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途中で辞めてたので再読。全編終わり方怖すぎ。特に「善良な田舎者」の無神論者のジョイ(ハルガ)が信心深いセールスマンを誘惑しようと思ってこっぴどくやられる展開が圧巻だった。人の考えを改めてあげようという軽い考えの根底にある無意識に相手を卑下する眼差し、セールスマンによる信心深くて善良で正統派のフリから垣間見える空虚さ、それを真に受ける人の単純さ、、、色んなものが浮かび上がった。
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作者は難病と戦いながら短い生涯の中で信仰をテーマにした文学的価値の高い作品を残したということだが、正直さっぱりわからない。自分にキリスト教の素養がないせいかもしれないが、登場人物の行動原理が全然理解できない。 アメリカ南部の田舎町の生活が、どこか取り囲まれたような雰囲気で書かれている。 もう2度と読まないと思ったのでブックオフへ。10円。
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作者自身病魔に冒され、絶えず死の恐怖と隣り合わせの状態で執筆していたこともあり、内容は果てしなく暗く、死を連想させる言葉が沢山出てくる。人間の闇の部分を描いた作品集。
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