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カラマーゾフの兄弟(文庫版) の商品レビュー

3.4

67件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    1

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2023/12/31

光文社古典新訳文庫を読了後に「まんがで読破」。 まんが化されたミーチャとグルシェンカは個人的イメージに近い。まんがとは侮れないくらい原作を俯瞰できる。さすがに大審問官は描かれないが、ミステリーとしての面白さは味わえるかも #2312読了

Posted byブクログ

2023/10/02

誰でも名前くらいは耳にしたことがあるであろうドストエフスキーの名作であるが、何せ文庫にして最低でも三冊にわたる大作である。興味はあってもなかなか手は伸びない。そんなわけで原作は未読であるが、仄聞するところによると説明部分が冗長で、読破するのに骨が折れると聞く。こういう漫画があるの...

誰でも名前くらいは耳にしたことがあるであろうドストエフスキーの名作であるが、何せ文庫にして最低でも三冊にわたる大作である。興味はあってもなかなか手は伸びない。そんなわけで原作は未読であるが、仄聞するところによると説明部分が冗長で、読破するのに骨が折れると聞く。こういう漫画があるのは正直助かる。無論、一冊の漫画で長編小説のすべてを描き切れるわけもないが、名作の粗筋を面白く読めるというのは有難い。最後まで一気読みできたからだ。ただ相当に端折っているのは、原作未読の私でも分かる。筋立てにいくつか唐突さや不思議を感じる部分があった。例えばスメルジャコフはなぜあれほどイワンに傾倒したのかの説明が弱い気がしたし、グレゴリーはなぜ俗悪な主人に忠実なのか実に不思議であった。原作を読むと分かるのだろうか?イワン率いる一派のテロ活動の描写もとってつけた印象があった。きっともっと深遠な彼の思想が背景にあるのでは?などなど、いろいろな感想が出てくるのも面白かったからであろう。ドストというと難解な哲学小説といった印象があるが、その一端は垣間見えた。原作への興味を喚起してくれただけでも読む価値はあったと思える漫画である。

Posted byブクログ

2023/01/22

ずる賢く淫蕩なフョードルの三男(ミーチャ、イワン、アリョーシャ)+α(スメルジャコフ/フョードルの使用人が母違いの兄弟であった)の人間ドラマ。 信仰、死、国家と教会、貧困と父子などの深遠なテーマを含む。なにごとにも驕らず、謙虚に生きることの大切さを再確認出来ました。

Posted byブクログ

2022/10/03

気づけばこの本が記念すべき感想100冊目らしい。 マンガなのでわかりやすい。というか、小説はとてもじゃないけど読めないと思う。マンガでも途中で、あれ、この人誰だっけ?となった。名前がそもそも複雑で長い上に人によって呼び名が違うし。 ちょっと闇が深すぎて、何が教訓なのか何を伝え...

気づけばこの本が記念すべき感想100冊目らしい。 マンガなのでわかりやすい。というか、小説はとてもじゃないけど読めないと思う。マンガでも途中で、あれ、この人誰だっけ?となった。名前がそもそも複雑で長い上に人によって呼び名が違うし。 ちょっと闇が深すぎて、何が教訓なのか何を伝えたかったのさえわからないけど、読むきっかけを与えてくれて感謝。ちなみに罪と罰も読んだけど、こちらも闇深い。なぜかブクログに登録がなかったから感想は書いてないけど・・・。 どちらも格差社会に苦しんでいたり、加害者=100%被害者というわけではなくて、それぞれ誰もが心に闇を抱えているというのは、現代でも通じるところはもちろんあるのだけれど。 このまんがで読破シリーズはものすごく種類があるので、ぜひ他のものも読んでみたい。

Posted byブクログ

2022/05/21

カラマーゾフの兄弟の内容が手軽に分かったのは良かった。 ただ、少し小説版と違うらしいので小説版も読んでみたい。 知識が増えるのはいい。

Posted byブクログ

2022/05/02

こちらも読破したとは言えないけど、大まかな話を理解。 やっぱり漫画だと誰が誰かはっきりして分かりやすい。

Posted byブクログ

2022/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

マンガだから読みやすかった。いつかは原作を読んでみたい。 やっぱりあの親父はクズだったけど、まさかのところに真実があって、驚いた。

Posted byブクログ

2022/01/31

原作を読み始めたが、最初の登場人物が出てくる段階で、訳が分からなくなりそうになり挫折寸前に。 事前に多少ストーリーが分かっていた方が、小説がスムーズに読めると思い、中田敦彦のカラマーゾフの兄弟の動画を見てみた。 動画の中で、漫画を先に読んだ方がいいと言ってたので読んでみること...

原作を読み始めたが、最初の登場人物が出てくる段階で、訳が分からなくなりそうになり挫折寸前に。 事前に多少ストーリーが分かっていた方が、小説がスムーズに読めると思い、中田敦彦のカラマーゾフの兄弟の動画を見てみた。 動画の中で、漫画を先に読んだ方がいいと言ってたので読んでみることに。確かにストーリーは漫画で分かるが、当たり前だけれど、カラマーゾフの兄弟を読んだとは言えない。 カラマーゾフの兄弟の小説に興味がある人、小説の途中で挫折した人には、まず漫画で準備体操してから、小説を読むといいと思いました。

Posted byブクログ

2022/01/09

あらすじを知ってしまうとなぜこれが名作に分類されるかが分からなかった。権力と金と女に執着する男の話を有神論者の目線から描いている作品なのだろう。大枠は分かるがきっと長編を読まなければ分からない名作らしさがあるのだろう。

Posted byブクログ

2021/10/13

世界の名著を漫画で気軽に読めるのは良い事だと思うのですが、絵に感情を引っ張られてしまいます。「ロシアの昔の文学って、あまり気持ちの良いものではないんだなぁ」と感じた。

Posted byブクログ