和声の歴史 の商品レビュー
【内容】 広義の和声の歴史を技術的観点から俯瞰。 【類別】 音楽。 西洋古典音楽(クラシック)、和声、調性について。 【着目】 第1章にて基礎を示し、第2章で和音以前であるところの15世紀までを概観、第3章は16-17世紀つまりルネサンス期で和音以後且つ平均律以前、第4章が1...
【内容】 広義の和声の歴史を技術的観点から俯瞰。 【類別】 音楽。 西洋古典音楽(クラシック)、和声、調性について。 【着目】 第1章にて基礎を示し、第2章で和音以前であるところの15世紀までを概観、第3章は16-17世紀つまりルネサンス期で和音以後且つ平均律以前、第4章が18-19世紀の平均律音楽隆盛、第5-6章として20世紀における調性崩壊と展望が語られて終わりです。 時代それぞれの特徴を示しつつ、適宜その時代の音楽家を紹介し、また、技法の説明に楽曲例を提示する等しています。 原著が1965年に刊行されたものであるため、特に古い時代について、現在の通説とは異なる見解箇所もあるかもしれません。 【備考】 このレビューは第18刷に拠っています。
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L'harmonie par Olivier Alain(和声:オリヴィエ・アラン)が邦訳されたもの。2011年に初めて手にし、今回は原書と比較のため再読。著者はフランスで身近な作曲家で作品もCDMCで手に取ることができる。
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ソルフェージュと並行するもう一つの”音楽”を実感する。対位法と和声法との対立。調性の不完全さ。その中で、人はどのように音を奏で、記述していったか。
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