Roman(1) の商品レビュー

桂遊生丸(著者)

2010/11/29

Sound Horizonのアルバムが元になっているまんがなのですが、すごい、はっとさせられました。
解釈の、数在るうちのひとつでしかない、なんていうのはかなしい物言いかもしれないけれど
でもきっといろんなひとが頷く解釈であるとおもう。
作り手側の「受け取ったひとの自由に解釈してもらいたい」という気持ちも理解できるし、受け取る側の「作ったひとの思いこそを知りたい」という気持ちも痛いくらいにわかる。

確かなものは血液以外に、どこにもないような気がしていたけど(でも血液も不確かかな…)、作ったひとが明確なら、そのひとがそのものの確かな真実ですよね。
なにが言いたいのかというと、「領主さま答えをください」ということでした。
よくないくせです。でも、つい。

2010/06/03

RomanのCDを漫画にいたもの。CDの内容が分からない人にとって
分かりやすく描かれているのでCDとはまた違った感じで楽しめます。
自分が想像していたのと違うのもあったけどこれはこれで楽しめた。

2010/03/24

Sound HorizonのRomanの曲をそれぞれ漫画化した作品。

ただし、これはRomanのストーリーの一つの解釈にすぎなく、こういう考えもある…と考えて読むべきものです。

Romanをきいたことがある人なら買うべきかも。

2010/03/11

私の中のサンホラは第４の地平線までなのでＲｏｍａｎは正直ハマる所まで行ってませんでした。（やはりあらまりｇ…ｒｙ）
それでも漫画のストーリーがどうしても気になったので前から読んでみたいと思いました。ハズレ覚悟でした…。
でも中身を見てみたら、いい話ばかりで奥が深く感動しました！
Ｒｏｍａｎってこんなに奥が深い作品だったんだと…なんて言うか見返しされたって感じですかね。
例えキャストが大きく変わってもサンホラの世界は変わってないんだと実感出来ました。
特に星屑の革紐の作品が人気あるようだったので星屑が一番気になってました。星屑はあの澪音の世界と繋がりがある曲ですし。
というわけで私は星屑がオススメです。
あと見えざる腕や葡萄酒も漫画で分かりやすくなっていて結構面白かったです。

2010/03/08

サンホラの曲を漫画化したそうです。残念ながら曲は聞いたことがないのですが、曲の知識がなくても充分に楽しめました。
ちりばめられた伏線を回収しつつ、叙情的に物語は紡がれていきます。

2010/02/14

Sound Horizonの5thアルバム、Romanの楽曲をコミック化した作品。
ひとつの漫画作品としても、楽曲の解釈としても非常に面白かったです。
絵柄も綺麗で、場面を印象的に描かれる作家さんだと思いました。
話の繋ぎ方や伏線の張り方なども上手いです。

2009/11/22

まだサンホラを知らない時にお友達から借りて読みました
これを読んだ後にRomanを初めて聞いたのですが、なんとなく解釈が頭の中にあったので割と聞くのに苦労しませんでした

2009/11/19

-そこにロマンはあるのかしら-
Sound Horizonの楽曲から派生した漫画です。
原曲のストーリーを作者なりに解釈して漫画化されています。
｢これの全てがRomanの正解ではない｣と私は思いますが、とてもいい漫画だと思います。

原曲あるばむを聴いてから読むことをオススメ！

2009/11/11

曲を漫画化した作品って、初めて読みました。
聴いてて分からなかった部分が、「そういうことだったのか！」と大分はっきりしました。

2009/10/15

―――そこに物語（ロマン）はあるのかしら…？

原作は、Sound Horizonという音楽集団のアルバムです
一曲一曲に、テーマである「生」と「死」が物語を通じて描かれ、
それがほぼ忠実にコミカライズされています

人は死に、そして生まれます
そして、死に向かうのです
巡り来る朝を、私が生まれてくる世界を、意味ある物語を。

「ロマン」とはフランス語で「物語」を指します
私のように、浪漫…？などと思わないように。