十の物語 の商品レビュー
9人の作家による怖い…
9人の作家による怖い話。70年代から90年代までの幅広い作品を収録。ひとくちにホラーといっても作品ごとに作風が違っているので面白かった。
文庫OFF
70~90年代のホラ…
70~90年代のホラー小説集。それなりの出来だと思います。
文庫OFF
現代ホラー傑作選第3集と銘打たれた短編集な訳だが、自分がこの本を読み終わったのは2016年になってからであり、平成換算すると28年、初版発行は平成5年と、まあ現代といって差し支えはないのだろうが、少しその部分で笑ってしまった気がした。 基本的に自分は積み本が多く、いつから積まれて...
現代ホラー傑作選第3集と銘打たれた短編集な訳だが、自分がこの本を読み終わったのは2016年になってからであり、平成換算すると28年、初版発行は平成5年と、まあ現代といって差し支えはないのだろうが、少しその部分で笑ってしまった気がした。 基本的に自分は積み本が多く、いつから積まれていたのかわからない。買ったのか貰ったのかも記憶にない。ただ短編の勉強になるだろうと積まれていたのだけはわかる。 中身はタイトル通りで十作品の短編が収められていた。途中でオチがわかったものや頭にはてなマークが残ったままの作品があったのも確かだが、わかっていつつも作品に引き込まれるものもあり、やはり短編は良いなと再確認と精進をと思ったのも確かだ。 自分はどうにも人の名前に疎いので作家の名前も覚えられないが、夢野久作作品と初対面したのはこの本だということを書き残して起きたい。そして、本当に短い中から自分の書くものが恩師から夢野久作に似ていると言われた理由がよくわかった気がする。 何を読むか迷ったときは短編集を読むに限ると勝手な戯言を言ってこの感想は締めくくりたいと思う。でないと、短編集の感想は膨大になってしまいますからね(苦笑)
Posted by
ホラー小説アンソロジー。タイトルどおり十篇の作品が収められていますが。各話の合間に挟まれた「ザシキワラシ」がなんだかとっても奇妙な雰囲気を強めてくれます。 お気に入りは中津文彦「すてきな三にんぐみ」。これ、実際の絵本にありますよね。絵本の物語自体はいいのだけれど。この話は……怖い...
ホラー小説アンソロジー。タイトルどおり十篇の作品が収められていますが。各話の合間に挟まれた「ザシキワラシ」がなんだかとっても奇妙な雰囲気を強めてくれます。 お気に入りは中津文彦「すてきな三にんぐみ」。これ、実際の絵本にありますよね。絵本の物語自体はいいのだけれど。この話は……怖い。むしろ現実的な恐怖かも。
Posted by
読んだか読んでないかも忘れたのでとりあえず読む。 最初に収録されている山田風太郎さんの「人間華」にて記憶蘇る。 結局、この短編が一番印象的且つ好みの作品だった。
Posted by
- 1