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考え方の論理 の商品レビュー

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2009/10/04

世の中には理屈によって説明され、反抗できないことがあります。 本文から例を挙げれば、「2+3=5」といったもの。 これを「2+3=6だ!」と主張したところで、論理的に誤っています。 このように「正しく考える」ということを「論理的に」「理詰めで」説明しようとした一冊です。 我々は、...

世の中には理屈によって説明され、反抗できないことがあります。 本文から例を挙げれば、「2+3=5」といったもの。 これを「2+3=6だ!」と主張したところで、論理的に誤っています。 このように「正しく考える」ということを「論理的に」「理詰めで」説明しようとした一冊です。 我々は、上の簡単な数式を考える際にも頭の中では 「2たす3は5」ということばを用いて考えることが多く、 「正しく考える」際には「ことば」の重要性を看過することはできません。 したがって、本書では「ことば」を素材として論理的な思考が追及されています。 内容としては、「そして」「あるいは」「〜ならば」「〜ない」といったことばの働き、 「三段論法」の真偽、 「たしからしい」とは何か、といったものを扱っています。 正しく考え、正しく表現したいと思い、手を伸ばした一冊です。 この分野の素人からすると、 200ページもない文庫本ですが、めっちゃ勉強した気になります。 頭が良くなった気がすること、間違いありません。

Posted byブクログ