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大人の投資入門 の商品レビュー

3.8

23件のお客様レビュー

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2024/01/03

『貧乏人のデイトレ~』実践編といった内容。実際の金融商品名を挙げるなど、話がより具体的になっているので、運用という意味では、こちらも大いに参考になるだろう。 ただし2007年末に書かれた本なので、2011年現在、早くも金融商品情報が陳腐化していると思われる。本書にも書いてある通...

『貧乏人のデイトレ~』実践編といった内容。実際の金融商品名を挙げるなど、話がより具体的になっているので、運用という意味では、こちらも大いに参考になるだろう。 ただし2007年末に書かれた本なので、2011年現在、早くも金融商品情報が陳腐化していると思われる。本書にも書いてある通り、最新情報は自分で調べるという姿勢が大事だろう。

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2023/01/31

貯蓄から投資へという政府のスローガンを最近聞くようになってきたが、既に2007年にこの本で提唱されていた。 一般市民は時間を味方につけて負けない投資を行うことで年金ギャップを埋める私的年金を準備できる。 本書はその私的年金を構築する具体的な方法が記載してありとても参考になる。 当...

貯蓄から投資へという政府のスローガンを最近聞くようになってきたが、既に2007年にこの本で提唱されていた。 一般市民は時間を味方につけて負けない投資を行うことで年金ギャップを埋める私的年金を準備できる。 本書はその私的年金を構築する具体的な方法が記載してありとても参考になる。 当時はidecoという制度がなかったがこの本の考え方をそのままidecoに当てはめれば私的年金が完成する。

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2022/02/05

第1章 あなたは年金をいくらもらえるのか? 第2章 あなたの年金はこうやって運用されている 第3章 世界の年金基金の最先端運用法はこれだ! 第4章 “私的年金ファンド”を作ろう! 第5章 こうやって運用すれば年金不安も怖くない 第6章 明るい未来のために 分散投資のバランスと、長...

第1章 あなたは年金をいくらもらえるのか? 第2章 あなたの年金はこうやって運用されている 第3章 世界の年金基金の最先端運用法はこれだ! 第4章 “私的年金ファンド”を作ろう! 第5章 こうやって運用すれば年金不安も怖くない 第6章 明るい未来のために 分散投資のバランスと、長期投資の目標値設定をすること インデックス投資のすすめ アクティブ運用でインデックスを上回り続ける例は希少だから

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2021/05/05

基本的には積立投資の有効性と、アセットアロケーションの提案で、自分年金の必要性を説いています。 内容としては投資の初心者にもわかりやすい内容で、これ一冊を読んで積み立て投資を始めるのには良いと思いました。

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2019/10/10

面白い。 日本の年金基金を運営している政府年金投資ファンド (GPIF)。 すごいよ、GPIF。 グリーンピアの怠慢経営を含む過去の 累積赤字4兆円を超える 16兆円の利益をひそかに上げていた。 この点において、筆者の言うように、 マスコミは叩きやすく分かりやす...

面白い。 日本の年金基金を運営している政府年金投資ファンド (GPIF)。 すごいよ、GPIF。 グリーンピアの怠慢経営を含む過去の 累積赤字4兆円を超える 16兆円の利益をひそかに上げていた。 この点において、筆者の言うように、 マスコミは叩きやすく分かりやすいグリーンピアのことのみならず、 こうしたGPIFの超安全運転といわれる アセットアロケーションに基づく基金運営の 良いところも報道すべきだ。 そうでなければ、いたずらに年金不信を招く一方である。マスコミのCSRが問われる。 …と、GPIFに尊敬の念すら覚えた矢先、 今朝のNHKニュースで、また累積赤字になったそうで。 まあ、「超長期」の運用ですから、長い目で見ますよ。 理論に基づくプロの堅調な運営を信じる。 私的運用に関して、 この本はGPIFのアセットアロケーションを一つの モデルとして、分かりやすく解説する。 「投資」…とっつきにくかったけど、 知ってしまえば面白い! 短期的なトレーディングによるギャンブル的 マネーゲームではなく、 「並み程度の」のリターンを期待できる、 ポートフォリオ理論にもとづくインデックス投資。 キーワードは、「成長する経済全体に投資する」。 だから長期的にリターンがあるのは当然なのだ。 アメリカ3%、日本2%のGDP成長率、 つまりは自分たちの成長性を省み、 同時に投資すべきなのだ。 投資、面白い!

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2018/10/10

・クォリティオブライフを重視した心と財布がうるおう運用法 ・「勝つ」ための投資ではなく、「負けない」長期投資(インベストメント) ・市場全体を買うベータ戦略 ・ボラティリティを下げるポートフォリオ構築(国内/海外、債券/株式) ・老後のゆとりある生活費を1億としたときに、退職金・...

・クォリティオブライフを重視した心と財布がうるおう運用法 ・「勝つ」ための投資ではなく、「負けない」長期投資(インベストメント) ・市場全体を買うベータ戦略 ・ボラティリティを下げるポートフォリオ構築(国内/海外、債券/株式) ・老後のゆとりある生活費を1億としたときに、退職金・年金収入等で不足するギャップは約3000万 ・ポートフォリオを年に1回見直すだけで相場は気にしなくてよい。  リバランスする際は一度に行わず、半年かけて徐々に行う。 ・5年に1度はアロケーションを見直し、リスク許容度に応じた再設計を行う。  一般的に、30代なかばで株は55%、50代なかばで45%。 ・アロケーションはGPIF(公的年金)は超安全運転型。世界標準は560は株式運用。  公的年金(試算5500万)と私的年金全体でリスク資産65%になるように設計するのが理想。 ・自分自身に当てはめると、毎月公的年金を仮に6万としたときに、私的年金は株式のみ、国内・海外半々にすればちょうど55%の比率になる。(私的年金5万円とした場合。) ・定時定額運用を心がける。海外株式は良いETF商品がないため、投信を毎月購入し、一定の額に達したらETFを購入するようにすればいい。(リレー投資) ・リレーに向いている投信は三菱UFJトピックスオープン。解約手数料が大事になってくる。(リレー投資は解約前提なので) ・世界投信は現時点で良いETFはない。 ・外国債券は毎月4.5万以上運用する場合にようやく選択肢として出てくる。国内株との相関低くボラティリティ有効

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2015/03/15

出版日が古いため使用されているデータが古いのが残念ですが、これは致し方ないですね。 でも、本書はそんな古さは関係なく、今でも有用な内容が詰まっています。 前半はGPIFの運用ポートフォリオから、公的年金が不足する分を「私的年金」で補う必要性を主張します。また、どのような資産を買...

出版日が古いため使用されているデータが古いのが残念ですが、これは致し方ないですね。 でも、本書はそんな古さは関係なく、今でも有用な内容が詰まっています。 前半はGPIFの運用ポートフォリオから、公的年金が不足する分を「私的年金」で補う必要性を主張します。また、どのような資産を買うことによってバランスよく私的年金に用意することが必要かについての展開がなされます。 後半は、具体的にどのような種類の金融資産をどの程度の割合で買えばよいのかについて、導出する根拠となる数字を簡単に見せながら展開します。 や投資が仕事でない人は、投資は簡単&ほったらかしにして、大切な人生の時間は仕事やプライベートに割いたほうが良い、というのが筆者の主張です。その理由と実践方法が満載の本書でした。

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2013/05/23

本ブログで売れた本 : 投資十八番 http://gw07.net/archives/6563853.html

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2012/06/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

目先の利益を追いかける子供の”投機”から、超長期的視点で手間をかけない大人の”投資”へ。 この本の要諦をざっくり要約すると、 ・今の30代~40代は老後の生活に必要な金額と公的年金で受け取れる金額に2000万~2500万のギャップが生じるため、不足額を自助努力で”私的年金”として準備する必要がある。 ・これはポートフォリオ理論に基づくインデックスファンドの積立投資ならそれほど大変なことではない。難しい金融理論も相場感も不要、というよりむしろ有害。 ・公的年金は70%以上が国内債券で運用されているので、私的年金は国内海外の株式クラスだけでよい。 参考→http://www.gpif.go.jp/operation/highlight.html#tab_02 この類の本は何冊も読んでいますが、新しく得られた知見は下記の通り。 -具体的に将来必要な金額はいくらなのか? -公的年金と私的年金を合算してアセットアロケーションを考える。 -アロケーションのリバランスは基本的に積立額の調整で行うべき。 -世界の有力ファンドはどんなアセットアロケーションを組んでいるのか。 一方で突っ込みどころがいくつか。 -生活防衛資金について言及がない。 -運用金額が目標に届くまでの過程を複利効果を使って説明しているが、リスク資産への投資には複利効果は働かないのでは? -海外株式と日本株式に50%づつ、というアセットアロケーションを推奨していますが、日本株式に50%もの割振を行う理由が「日本企業で働く日本人として、日本株式に期待しないでどうするんだ!」。それって感情論じゃん。 この本に書かれている通りに運用すると、リスクの取りすぎになる可能性がありますね。出版された2008年当初は画期的な本だったのかもしれませんが、類書が多く出回っている今となってはどうかな、という印象。 とはいえ参考になる点も多かったので、読んで損はしないと思います。

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2011/12/23

前作の貧乏人のデイトレでインデックス投資家から絶大な評価を得た著者の商品名を含めた具体的な続編です。 そして他の国際分散投資系の本に比べると他にはない個性的な面のある一冊に仕上がっています。 簡単に言うと国内外の株式を半々に持つ100%全力株式投資です。 これだけ読むと債券を入れ...

前作の貧乏人のデイトレでインデックス投資家から絶大な評価を得た著者の商品名を含めた具体的な続編です。 そして他の国際分散投資系の本に比べると他にはない個性的な面のある一冊に仕上がっています。 簡単に言うと国内外の株式を半々に持つ100%全力株式投資です。 これだけ読むと債券を入れないのはリスクが高すぎるなんて批判もありそうですが最後まで読み終えればなるほど納得の内容です・・。 ・・・しかし、タイトルにあるように「大人の投資」なのです。 ふたつのファンドを毎月、自動的に積み立て投資に設定し年に一度のリバランス。 投資していることを忘れて本業である仕事に集中するべきはまさしく「大人」だと思う。 だけどこの全力株式投資戦略は公的年金内の国債に編り過ぎを補うための戦略なのでGPIFのポートフォリオが超保守から世界標準に変更されるだけで大人の投資戦略は高リスク運用となります。 それとこの戦略は公的年金を信用することで成り立っています。 だからはじめから年金が信用出来ないから資産運用を開始した人によっては違和感を覚えられるかも知れません。 GPIFでは海外債券が国内外の株式より少ない8%なのを考えると国内外株式+海外債券もアリでしょう? REIT(不動産)についても今後に再検討する余地が残ります。

Posted byブクログ