えみるの赤いランドセル の商品レビュー

風見しんご【著】

2015/02/28

大切な人たちに「おはよう」「おやすみ」、「行ってきます」「ただいま」は必ず言おう。当たり前の毎日は、当たり前じゃない。目の前にいてくれるだけ、それだけでかけがえのない毎日なんだと気付かされる。いちばん大切な人たちと一緒にいられる、笑える。心から大切にしよう。

2012/02/14

風見しんごなんて名前しか知らなかったし、娘さんが亡くなったなんて全然聞いたこともなかったので
普通だったらスルーするんですが
いい本だよーとすすめられたので読んでみました

冒頭に、「うわあこれ娘さん死んじゃって、その思い出振り返ったりするのかあ・・」とすっごい気が重くなって読むのやめようと思ったのですが
読みやすかったしかわいそうだし泣けちゃうしいたたまれないし気の毒だし微笑ましかったり面白かったりで
最後まで読んでしまいました

こんだけ愛されてたり一生懸命生きてたのに、一瞬でこの世からいなくなっちゃうなんて、残酷だなー
車なんてなくなっちゃえばいいのに！！！って思いました

でもやっぱりこういう本、というかお話はあんまり読みたくないです。なんか辛いので。
まあこれは読んでよかったけど、しばらくこういうのはいいやー

2009/10/07

愛娘えみるちゃんが交通事故で大切な命を落としてしまってからの、風見さんご夫婦の心の中の葛藤が痛いほど伝わってくる。
いくら時が過ぎても、悲しみは決して薄れることはないのである。
奥様がある日、自分が天国に行った時にえみるちゃんに頑張ったねと誉められるような生き方をするのだという決意を語られたそうだが、辛い中での強い思いに心を動かされた。

2009/10/04

この本は娘をもつ父親が読むには注意が必要です。
絶対、電車や人の多いところで読んではいけません。涙がでてきます。
佐藤B作の「いろんな言葉を探したけれど、あの時に…しんごに何を、どの言葉をかけてやれば良いんだろうと思って。でも、その言葉も全部嘘に聞こえてきて、結局言葉はかけないことにした」とあり、
僕の肩をグイグイともんで「頑張れよ」というように僕の背中をポンと叩いてくれた。
この文で小生は涙がおちました。