禁断のパンダ の商品レビュー
ミステリーでは珍しく料理が題材で、料理人の話からどう展開するのか結構読んでいてワクワクしました。 とぼけた刑事はご愛嬌で、とにかくその殺人目的には唖然と言うかトリハダものです。 こういう展開があったかと、拍手を送りたいきもちです。 前半は作者のフランス料理の造詣の深さに感心...
ミステリーでは珍しく料理が題材で、料理人の話からどう展開するのか結構読んでいてワクワクしました。 とぼけた刑事はご愛嬌で、とにかくその殺人目的には唖然と言うかトリハダものです。 こういう展開があったかと、拍手を送りたいきもちです。 前半は作者のフランス料理の造詣の深さに感心しました。 ちょっと詳しいというくらいでは、あの表現はなかなか出来ないのではないかと思います。 そして、後半のたたみかけもはらはらドキドキ、いい感じのスピード感があって一気に読ませました。 そして最後にちょっぴりのどんでん返しみたいなところもあって、わぁ〜〜って感じで終わるのもよかったです。 難を言えば、犯人逮捕の場面をもう少し詳しくしっかり書き、 場面転換を有効に使ったらもっとスピード感がアップして、キレたものになったんじゃないかと思いました。
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初めて読んだ作家さん。 タイトルと表紙のイラストに 最後は裏切られました。 ほのぼの…どころかホラーな展開に。 びっくりしたなあ もう。
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03-05 JUN 2009「このミステリーが面白い!」大賞 そう落とすか,という感じはしたが,食べ物の描写がすごくうまい作家。次も何か読んでみようと思う。
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「このミス」大賞作品。リアルな関西弁が雰囲気壊すんだけど、料理はおいしそうだなー。なんとなくオチは見えてるんだけど、まさかそこまでみたいな禁断ぶりはけっこう思い切ってますわ。
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柴山幸太は神戸でフレンチスタイルのビストロを営む新進気鋭の料理人。彼は、妻の友人と木下貴史との結婚披露宴に出席し、貴史の祖父である中島という老人と知り合いになる。その中島は人間離れした味覚を持つ有名な料理評論家であった。披露宴での会話を通じて、幸太は中島に料理人としてのセンスを認...
柴山幸太は神戸でフレンチスタイルのビストロを営む新進気鋭の料理人。彼は、妻の友人と木下貴史との結婚披露宴に出席し、貴史の祖父である中島という老人と知り合いになる。その中島は人間離れした味覚を持つ有名な料理評論家であった。披露宴での会話を通じて、幸太は中島に料理人としてのセンスを認められ、その結果、中島が幸太のビストロを訪問することになる。一方、幸太が中島と知り合った翌日、神戸ポートタワーで一人の男性の刺殺体が発見された。捜査に乗り出した兵庫県警捜査第一課の青山は、木下貴史の父・義明が営む会社に被害者が勤務していたことをつかむ。さらには義明も失踪していることを知り…。『このミステリーがすごい!』大賞第6回2008年大賞受賞作。 * この本を読んでいる途中何度涎が出そうになったことか。食べるの好きな人にはたまらない作品。 確かに、巻末にある『このミステリーがすごい!』大賞の撰者のコメントにあるように、説明がくどかったり、展開が読めたりするところありで、ミステリーとしては完璧とはいえないかもしれない。 しかし、設定よし、テンポよし、クライマックスのハラハラ感もありで、個人的には好印象。 関西弁でのやりとりも粋だったし終わり方もとても好きで、★5つです。
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このミス大賞作品。いっつも思うんだけどこのミス大賞作品って 微妙にクセがありますよね。ハマれば面白いけど...どの作品も 結構雑で粗っぽくて...途中まで面白かったり、後半面白かったりなんですよね。 今作は前半の作品のタッチと事件の背景やプロット自体の アンバランスさが個人的に...
このミス大賞作品。いっつも思うんだけどこのミス大賞作品って 微妙にクセがありますよね。ハマれば面白いけど...どの作品も 結構雑で粗っぽくて...途中まで面白かったり、後半面白かったりなんですよね。 今作は前半の作品のタッチと事件の背景やプロット自体の アンバランスさが個人的にはハマらず...。読んでいて決して 楽しくは...ないよねー。 なんだかんだ言って生理的にキツい本だったス。
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このミスで最優秀賞らしいので買ってみました。ほぼ巻末の批評通りの印象で、ミステリー性は薄いし展開も読めてしまうけど、食べ物の描写がすごく美味しそうで、ちょっと高めのレストランに行きたくなりました。読んでる間は。読んだ後は・・・あんまり行きたくなくなります。笑。
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美食系ミステリーだって。確かに、料理描写はおいしんぼか?ってくらいに詳細に。調理の部分がどんな風に繋がっていくのかと思ったけども、あんまり関係なかったみたいで。登場人物が何人か消えていって、捜査に警察登場するもその捜査もやや弱く、結末の人肉へと発展したあたりで、受け付けなくなって...
美食系ミステリーだって。確かに、料理描写はおいしんぼか?ってくらいに詳細に。調理の部分がどんな風に繋がっていくのかと思ったけども、あんまり関係なかったみたいで。登場人物が何人か消えていって、捜査に警察登場するもその捜査もやや弱く、結末の人肉へと発展したあたりで、受け付けなくなってしまった。禁断のパンダ=パンダは笹を食べる裏面で同族のパンダの肉を食う。俗説からのお題となってるみたいだが。ちと読後感が「後味が悪い」
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パンダを食べる話だと、勝手におもいこんで手に取った一冊でしたが、とんでもなかったです。 というか安直すぎるだろ自分。 パテ・ド・〇〇〇〇。こえーなー。
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タイトルの可愛さに惹かれて読んだら・・・。 結末がちょっと怖くてビックリしました。 美食を極めるとそうなるのかな〜。 怖い。 そして、最後の構成も怖い。 シリーズになってるようなので、次も読んでみたいと思います。 ただ、舞台が神戸なので関西弁の会話なのですが、 慣れないせい...
タイトルの可愛さに惹かれて読んだら・・・。 結末がちょっと怖くてビックリしました。 美食を極めるとそうなるのかな〜。 怖い。 そして、最後の構成も怖い。 シリーズになってるようなので、次も読んでみたいと思います。 ただ、舞台が神戸なので関西弁の会話なのですが、 慣れないせいか会話の部分がとても読みづらいです。
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