生きかた上手 対話篇 の商品レビュー

日野原重明(著者)

2021/04/18

読者からのメッセージに日野原先生が答えていく形での本。
人は誰もが死ぬのだから死を意識して日々を大事に楽しく生きていくという考え方、終わりから考える生き方は今を大切にしようと思える素晴らしい考え方だと思った。
人生は習慣、日々の積み重ねという言葉も響いた。塩分過多、間食と糖分過剰、運動不足な今の生活を少しずつ改善しよう。
あと、聖路加をずっと「せいろか」だと思っていたのだけれど「聖ルカ」と読むんですね。読みやすく良い１冊でした。

2014/06/05

忘れないために。

【こんなに苦しいめになぜ私が遭わなければならないのか、と思える苦難にこの先出遭ったとしても、『なぜ』と問い返して立ち止まっているわけにはいきません。その苦難を『どう』受け止めるかを問われているのだととらえて、私たちはその苦難のなかを生きる生きかたで答えるほかないのです】

2009/10/04

日野原先生が読者からの手紙と対話という形で実現した著書。多くの人が日野原先生に感謝の言葉を述べて、各々の経験や思ったことを綴っている。印象に残った文があるので紹介しよう。

生きかた下手を考えてみた。

「きりのない願望」

「老いを嘆き、頑なに生きかたも変えず」

さながら私であった。

（本文より）

うーむ、と唸ってしまった。

2009/10/04

この世に生まれてきた瞬間に、私たちは、「もらったいのちを、どう生きるか」という問いを投げかけられているのです。
一瞬一瞬の生き方が、その問いへの「応答」であり、その積み重ねが、めいめいの人生をかたちづくります。

2009/10/04

いろんな経歴のある私の目標とする著者の本です。
・92歳現役医師。
・生活習慣病の生みの親
・音楽療法士の第一人者
・よど号ハイジャック体験者
などなど

以前読んだときかなりの感動を覚えていたが、
その感動も少し薄れてきたところに再読した。
再び感動がよみがえってきた。
いろんな人の人生に触れられる一冊です。