温暖化の真実 の商品レビュー
通常の連載に加えて、本号では特集として、地球温暖化についての論文がいくつか収録されています。養老孟司氏の小論(談)や、池田清彦氏と伊藤公紀氏の対談など、この問題について多角的に焦点を当てています。今回は、個人的な関心から、178-186ページの宗像慎太郎氏「地球環境問題と科学的...
通常の連載に加えて、本号では特集として、地球温暖化についての論文がいくつか収録されています。養老孟司氏の小論(談)や、池田清彦氏と伊藤公紀氏の対談など、この問題について多角的に焦点を当てています。今回は、個人的な関心から、178-186ページの宗像慎太郎氏「地球環境問題と科学的不確実性」を特に精読しました。なお、米国・ゴア氏による『不都合な真実』(2006年映画公開、日本では翌年)が反響を呼んだ後の状況下での特集であり、その後の「クライメイトゲート事件」も含めて、温暖化問題を取り巻く状況にも現在ではやや変化があることには留意が必要だと思います。
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