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陰陽師 瘤取り晴明 の商品レビュー

3.9

17件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

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2023/04/14

なんとも恐ろしく読みやすい。読後感はさらさらとしている。なんとなく、狐につままれたような気持ち。 相変わらず音楽の力強くて是非聞きたい。

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2021/02/06

片頬に瘤をもつ平大成と平中成の兄弟が、鬼たちの宴で踊りを披露することになり、大成は瘤を取ってもらいますが、中成は瘤をつけられてしまいます。彼らの相談を受けて、晴明と博雅が鬼たちの宴へ向かい、彼らとわたりあって鬼たちとの因縁に悩む大成と中成の憂いを晴らします。 本作はこれまでの諸...

片頬に瘤をもつ平大成と平中成の兄弟が、鬼たちの宴で踊りを披露することになり、大成は瘤を取ってもらいますが、中成は瘤をつけられてしまいます。彼らの相談を受けて、晴明と博雅が鬼たちの宴へ向かい、彼らとわたりあって鬼たちとの因縁に悩む大成と中成の憂いを晴らします。 本作はこれまでの諸巻とは異なって、村上豊のイラストが多く掲載された短編でになっています。味わいのあるイラストの印象とあいまって、シリーズ中でもとくにユーモラスな雰囲気のある一作になっているように思いますが、分量的には短編一本ほどで、もうすこしヴォリュームがほしいと感じてしまいました。

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2017/09/19

 京都で購入した陰陽師シリーズの1冊です。なんと絵本です。絵本といっても、カラーの挿絵がある小説といった感じです。  陰陽師シリーズの表紙イラストを手がけている村上豊さんが描かれています。鬼達のイラストがまた素敵ですね。たしかに絵本独特の雰囲気もあって面白かったです。  本編は鬼...

 京都で購入した陰陽師シリーズの1冊です。なんと絵本です。絵本といっても、カラーの挿絵がある小説といった感じです。  陰陽師シリーズの表紙イラストを手がけている村上豊さんが描かれています。鬼達のイラストがまた素敵ですね。たしかに絵本独特の雰囲気もあって面白かったです。  本編は鬼の宴で踊ってしまった薬師の双子。70歳を超えたおじいちゃんが必死に踊る、人を食らう鬼の前で。これは相当に怖いです。  今回のお話で思ったのですが、清明は人が悪いというか人を人を食ったような感じですが、博雅もなんというか悪ガキという感じですね。どことなく、京極堂シリーズの中禅寺さんと木場さんの関係に似ているような気がしました。そしてこの場に関口くんがいたら、早々に気絶していることでしょう。榎さんがいたら、それはハチャメチャに踊り狂うことでしょう。とか想像してしまいました。  脱線してしまいましたが、陰陽師シリーズ、もっと読みたいです。

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2016/01/11

今回は短い話が一本入っているだけだけど、毎回表紙の絵を描いている方の挿絵がふんだんについていて絵本のような雰囲気になっている。 話の雰囲気とあっていて私はとても好きです。 ただ、話自体は短いので絵はどうでもいいよって人には物足りないかもしれません。

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2015/05/09

今までは1冊に短編が数編入っていたけど、これは絵本というだけあって1作のみ。 正直物足りないです。。。 多少間が空いても我慢するので、もっともっと、長くて読み応えのある作品をお願いします。

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2012/02/12

夢枕獏さんの「陰陽師」シリーズは、だいぶ前に最初の方の何冊か 読んでいました。 読むスピードが、文庫化を追い越してしまって離れてしまっていました。 その後ドラマになったり映画になったり、マンガにもなったみたいで・・・。 ドラマは見てたんですけどね。 久々に書店で「陰陽師」のタ...

夢枕獏さんの「陰陽師」シリーズは、だいぶ前に最初の方の何冊か 読んでいました。 読むスピードが、文庫化を追い越してしまって離れてしまっていました。 その後ドラマになったり映画になったり、マンガにもなったみたいで・・・。 ドラマは見てたんですけどね。 久々に書店で「陰陽師」のタイトルが目に止まり、間違いなく読んでいない この絵巻物を選びました。 晴明と博雅のおなじみのやり取りに懐かしく浸れました。 私は映像に感性がないタイプなのですが、村上豊さんの画は不思議と良くマッチして 私のイメージに厚みを持たせてくれました。 博雅の笛のシーン、本当に闇の中に沁み入るようです・・・。 獏さんが意図したように、ちゃんと絵物語になっていました。 多分、龍笛ノ巻か太極ノ巻まで読んだと思うので、続きをまた読みたいと 思います。

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2011/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ゆこう。 ゆこう。 そういうことになった。 このかけあいがすき(笑) 今回は挿絵つきで、瘤取り爺さんの話。 晴明の機転が今度も面白く、博雅の笛の音が今度も物の怪の心を動かす。

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2011/03/05

相変わらずの、この文のリズムの心地良さといったら。 晴明と博雅のやりとりも相変わらず。二人の関係、好きだなあ。 文庫ながら、絵本のようにふんだんに絵がおさめられた一冊。

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2010/11/05

双子の薬師、平大成と中成が山中で鬼たちと出会い困ったことになったのを晴明と博雅が救う。 (2003年10月12日読了)

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2010/08/11

小説というよりは絵本のような作品 カラーイラスト多数のため、他の文庫と使っている紙が違いますw 他の陰陽師と違って、この瘤取り晴明の話しかありません 話の元ネタは、タイトルからも分かると思いますがこぶとりじいさんですね この話に晴明と博雅が加わると、あぁ、こうなるのかと… 相変...

小説というよりは絵本のような作品 カラーイラスト多数のため、他の文庫と使っている紙が違いますw 他の陰陽師と違って、この瘤取り晴明の話しかありません 話の元ネタは、タイトルからも分かると思いますがこぶとりじいさんですね この話に晴明と博雅が加わると、あぁ、こうなるのかと… 相変わらず晴明に振り回される博雅は、見ているとなんだか可愛いなぁ、と イラストで晴明と博雅におひげがあってちょっと驚きましたがw この方の書かれる晴明と博雅はさっぱりと年齢が掴めません 面白かったのですが、評価を1つ落としているのは、話が一本だけで物足りなかったからですw もちろん、絵本のような形式ですので、他の文庫のように短編を幾つも、という訳にはいかないんですけどね 初めて夢枕獏の陰陽師に触れる、という方でも楽しめると思う作品デス

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