君よ知るや南の獄(上) の商品レビュー

田亀源五郎(著者)

2015/10/07

戦時中の日本兵の主人公×敵側のボスとの過酷な恋模様を描いた作品です。

私は田亀源五郎さんを知らず、何も知らずにこの作品を手に取り読ませてもらいました。
正直ネタ系かな？とかすごい絵柄だなとか、怖いもの見たさで軽い気持ちで読んでいきました。
しかし途中から重々しく深刻な恐怖を感じ初めそれでも読むことを止めることができずに読み進めていきました。
軽い気持ちだったはずが、不安感やドキドキ、キュンとさせられ最終的に号泣まで至った作品です。
全体的にとてつもなく重苦しい痛い悲しい辛い衝撃的な作品でした。
この後google様で田亀源五郎さんを検索しまくりました。

2014/11/12

時代さえ違っていればなぁ…と思えるほどの、過酷なある種のラブ・ストーリィ。靴を舐めろと言われた時に、交換条件と受け入れた時点でMの素養がある、と言う事なんだろうか。人の為に自分のプライドをどこまで捨てる事が出来るのかは境界線じゃないだろうか。

2009/10/07

戦時中の美談が描かれております(笑)白人さん黒人さんが黄人にいたづらします。
まともに書くと、捕虜になった仲間に色々不幸が降りかかって来ます。主人公は仲間を助けるために敵の所に助けを求めるが・・・
普通にに読み物としてもよろしいかと思います。何事も食わず嫌いはいけません。