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こんな映画が、 の商品レビュー

3.6

10件のお客様レビュー

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2024/10/06

☆3.5 好きだった  イラストに文を添へた映画ガイド。  ヘンな海外映画が紹介されてゐて、水槽に飼はれてゐる兄弟のシーンを描いたイラストが印象にある。ビートたけしの「菊次郎と夏」といったものも。

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2022/04/14

漫画家吉野朔実による、様々な媒体に発表された映画評論。イラスト付きのものも無しのものもあり。ちょっとくせのあるチョイスのようには思うけど、一癖ある紹介そのものが面白くて、この本を片手に片っ端から観てみたくなる。

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2013/02/28

映画選ぶときちょくちょく参考にしたり。正直趣味はあんまり合わないと思うけど。笑 北野映画の絵にはきゅんとした!でも久石譲が合わないというコメントには賛同しかねる。 まだみてない映画たくさん載ってるので,今後もたびたび開くと思います。

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2011/10/30

告白しましょう。ここに名前が挙がっている映画の中で、観たことあるものの数は一ケタ。ほぼ知らない映画でした。 しかしイラスト入りのレビュウは眺めているだけで楽しい。 いつか観たい、と思いながら空想に耽るのも良い。 古本市でゲットした本。

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2011/08/04

著者は少女漫画家で、私も何冊となく、この人のコミックを読んだことがあります。 マンガしか知らなかったので、文章を読むのがとても新鮮。 さらに、とっても映画好きなんだなあと、敬服しました。 「石川三千花の勝手にシネマ」が好きな私としては、イラストレーターが自分の絵とともに映画を語...

著者は少女漫画家で、私も何冊となく、この人のコミックを読んだことがあります。 マンガしか知らなかったので、文章を読むのがとても新鮮。 さらに、とっても映画好きなんだなあと、敬服しました。 「石川三千花の勝手にシネマ」が好きな私としては、イラストレーターが自分の絵とともに映画を語るというシチュエーションがとても好き。 ましてや、好きな漫画家の絵ならなおさら。 勢いがあって元気な三千花さんよりも穏やかな雰囲気、そして彼女らしい端正さをもって、イラストと文章が綴られています。 掲載された映画は約100本。その膨大な量には圧倒されるばかり。 「年間に新作を100本ほどしか見ていない」とさらりと書いていますが、人はなかなかその域には達せないものです。 私も人並み以上には観てきたと思いますが、ほとんど知らないものばかりでした。 ジャンルも、恋愛モノから伝記、スポーツ、ホラーと、多岐にわたっています。 一つ一つの映画の感想が、やはり独特の視点で面白いです。 ジュリエット・ビノシュの首が意外と太いとか、洋風大竹しのぶとか、言われると納得しますが、言われるまでは気がつきませんでした。 また、『天使の涙』の原題が『堕落天使』『Fallen Angels』だと知って、(なんだかイメージが違っちゃうな)と思いました。 私には、どうにも痛すぎる愛ばかり見せるように思えるジェーン・カンピオン監督作品が好きだとのこと。北野武監督作品も。 著者にとっての三大恋愛映画は『ベティ・ブルー』『ピアノ・レッスン』『奇跡の海』だとのことで、かなりひりひりするものばかりですね。 お気に入り俳優はハーヴェイ・カイテルだとのことです。 その割に『スモーク』が紹介されていませんでしたが。 『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』の絵が、とても彼女が書いたものとは思えないワルさを出していて、カラリとした感想と良く合っていました。 また、イラストが掲載されていない映画も紹介されていましたが、やはり絵が無いとイメージが湧かず、見たいという気持ちが起きません。 イラストの効果はすごいものがあるなと思いました。 著者と絵の雰囲気が似ていて、私がいつもごっちゃにしてしまうのが松苗あけみ。 彼女が映画『大停電の夜に』のコミック版を手掛けているので、それはいつか読んでみようと思っています。 (てっきり著者かと思っていたら、また間違えました) 気になった映画は『アパートメント』、『フラート』、『ブラス!』、『ビヨンド・サイレンス』、『家族の肖像』、『そして船は行く』、『タンゴ』、『季節の中で』、『白夜の時を越えて』。 タイトルを覚えておくつもりです。 全体的にとてもおもしろい一冊でしたし、映画はどんどん新作が公開されていくのですから、どんどん作品ガイドも増やせていけるはず。 三千花さんのように書籍シリーズ化させてもいいのではないかと思いました。

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2009/10/08

半年近くかかって読了。就寝前に、気が向いたら1つ2つ映画ガイドを読むスタイルだったので。 ここで取り上げている映画のほとんどは「気になっていたけど観れず仕舞い」だったものばかりで、「やっぱり面白かったんかー!」なんて思いながら読んでました。 個人的に映画は映画館で観るのが好きなん...

半年近くかかって読了。就寝前に、気が向いたら1つ2つ映画ガイドを読むスタイルだったので。 ここで取り上げている映画のほとんどは「気になっていたけど観れず仕舞い」だったものばかりで、「やっぱり面白かったんかー!」なんて思いながら読んでました。 個人的に映画は映画館で観るのが好きなんで(というか家でビデオだと集中して観ることができない。。)、リバイバル上映でもどこかでしてくれないかなーなんて思っています(汗)。時期的には難しいかなと思うんだけど。。 + + + 就寝前にパラパラ読んでますv2009.04.20.

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2009/10/07

2008.4 この本を参考にした「白夜の時を越えて」「アイスリンク」は当たり!! 特に、白夜の空中ブランコのシーンは凄すぎる。。。

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2011/09/19

 河出文庫に、また特徴ある作品が加わった。 PARCO出版から出た親本が、2001年の発行だから、90年代後半から末に公開された映画が紹介されている。 私の場合、ブックガイドもそうなんだけれど、ガイド本というのは、最初から最後まで全部通して読むことができない。つまみ食い的読み方に...

 河出文庫に、また特徴ある作品が加わった。 PARCO出版から出た親本が、2001年の発行だから、90年代後半から末に公開された映画が紹介されている。 私の場合、ブックガイドもそうなんだけれど、ガイド本というのは、最初から最後まで全部通して読むことができない。つまみ食い的読み方になる。それは作品数が多くて、一作品あたりの字数が少ないものほど、そうなってしまう。 けど、この本は違う。 もちろん、本職のカラーイラストたっぷり入った作りもあるが、その理由は、信頼と共感なのだと思う。 この本で紹介されている映画で、私が観たことのある作品は8本。 そのうち4本が、たなぞう的星評価すれば、4つ星。他が5つ星。 全部当たりなのだ。 ちなみに5つ星は、「ブラス!」「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」「初恋のきた道」「あの子を探して」。まあ、誰が観ても、おもしろい、よかった、という作品なんだけれど。 だから、観ていない作品のガイドも、きっと面白いんだろうなあ、と信頼して読める。 それは、そう、たなぞうのように、おすすめとして紹介した本に、すでに感想を書いている読者(もちろんその人もおすすめとしている)の本棚のぞいてみたくなるようなもの。 そこでまた自分の好みの本を取り上げていたら、おお! だよね。 ところが、吉野朔実は、ちょっと作者本人と重なる感じの主人公が登場する作品『瞳子』(小学館)のなかで、瞳子に、こう言わせている。「好きなものが同じより、嫌いなものが同じほうがいいような気がするんだ」 うーん、それはまた難問。 嫌いなものって、好きなものより表には出にくいものなあ。 「裏たなぞう」でも作りますか。

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2009/10/04

この本で紹介されている映画がかかっていた頃は、忙しくてあんまり映画館に行けなかった。しかも作者は敢えてメジャーな作品をはずしてきているので、紹介された中に観たことあるのがほとんどない(笑)なのにわずかに重なるものの評価があんまり一致していなくて、どうもこの人とは映画の好みが違うん...

この本で紹介されている映画がかかっていた頃は、忙しくてあんまり映画館に行けなかった。しかも作者は敢えてメジャーな作品をはずしてきているので、紹介された中に観たことあるのがほとんどない(笑)なのにわずかに重なるものの評価があんまり一致していなくて、どうもこの人とは映画の好みが違うんじゃないかと思ってしまうのだけどでも、読んでいるともう観たくてたまらなくなってしまうのがすごい。気に入った作品に対してこうやってさらっとイラスト描けたら、すごい嬉しいだろうなあ。「ダンサーインザダーク」と「プランケット&マクレーン」はとりあえず観てみよう。

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2011/08/06

ハリウッド大作から、めったに見れないお国の映画まで、とにかくたくさんの映画を紹介してくれてます。でもって、当然イラスト満載。たのしい!けど、くやしい!!知らない&見たことない映画ばっかりだよ。「あー、映画観たい。」と思わせられる一冊

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