ここにも神々はいます の商品レビュー
原初哲学史詳説
正式な書名は『哲学塾 ここにも神々はいます』です。(後ほど修正をお願いしておきますが) 本書は、ギリシア古代の哲学者タレスやソクラテス、プラトンを中心に描かれる。 内容は決して易しくないが、読み込めば読み込んだなりに得られるものがあると思う。 西洋哲学ずぶの素人の私は、同じ...
正式な書名は『哲学塾 ここにも神々はいます』です。(後ほど修正をお願いしておきますが) 本書は、ギリシア古代の哲学者タレスやソクラテス、プラトンを中心に描かれる。 内容は決して易しくないが、読み込めば読み込んだなりに得られるものがあると思う。 西洋哲学ずぶの素人の私は、同じ箇所を行きつ戻りつしながら、漸く読破しました。素人がすんなり理解できる内容ではありませんが、中級者以上は楽しめるでしょうし、知的好奇心を満たすのに格好の本。 著者の文章力も優れています。 構成は、前半を哲学概史に充て、後半は哲学史全般を述べた、補講に割かれています。
聖熟女☆ミ
ギリシャ哲学でした。 難解なギリシャ哲学が本来どういったものであったのか、 なにを知ろう・探ろうとして発生したものなのか、 そんな内容です。 現代科学を常識として生きていれば ギリシャ哲学はすでに 過去のものです。 しかし、当時のギリシャ人が なにを知ろうとしたかを 視野に...
ギリシャ哲学でした。 難解なギリシャ哲学が本来どういったものであったのか、 なにを知ろう・探ろうとして発生したものなのか、 そんな内容です。 現代科学を常識として生きていれば ギリシャ哲学はすでに 過去のものです。 しかし、当時のギリシャ人が なにを知ろうとしたかを 視野に入れてみると 思いの外身近な学問に思えてきます。 ギリシャ語の語源から フィロソフィア(哲学)を 愛と知の学問として捉えれば そう難解に構える必要はないのかなと感じました。
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