1,800円以上の注文で送料無料

旧宮殿にて の商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2016/08/21

15世紀のミラノを舞台に、レオナルド・ダ・ヴィンチを探偵役にした短編5編。 消えた肖像画、失踪した令嬢など、すべて消失もの。消失もののトリックとしては王道な感じもあるけれど、カメラオブスクラとかブルネレスキの鏡とかダ・ヴィンチらしい仕掛けが取り入れられてて面白い。 何よりレオナル...

15世紀のミラノを舞台に、レオナルド・ダ・ヴィンチを探偵役にした短編5編。 消えた肖像画、失踪した令嬢など、すべて消失もの。消失もののトリックとしては王道な感じもあるけれど、カメラオブスクラとかブルネレスキの鏡とかダ・ヴィンチらしい仕掛けが取り入れられてて面白い。 何よりレオナルド・ダ・ヴィンチだけでも興味深いのに、ルドヴィコ・スフォルツァにチェチリア・ガッレラーニまで登場。この時代が好きな人間には堪らない。 中でも「二つの鍵」のロジカルな謎解きが一番好き。

Posted byブクログ

2011/02/12

天才といえばまず浮かぶのがレオナルド・ダ・ヴィンチだが、事実はどうあれすごく楽しめて読めた。登場人物が魅力的で、ストーリーもよく練られていてよかったです。

Posted byブクログ

2009/10/07

15世紀末、ミラノを舞台にしたレオナルドダビンチを主役にしたサスペンス。 短編が繋がっていくので、テレビの1話1話を見ていくようでテンポが良い。 推理小説ながら、海外を舞台にしていて面白く読める。 美術を中心に文化と犯罪が混じり合う。 あまり日本では無いパターンかも。

Posted byブクログ