やさしい発達障害論 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
「発達障害って結局なに?」という疑問がずっとあったのですが、この本では知的障害という概念が作られていった経緯からが丁寧に説明されていて、すごく分かりやすかった。 〝こうだったら発達障害〟と決めつけること自体がそもそも間違いだったんだな、と気づきました。発達障害を解説する本の中では、一番しっくりくる本でした。良書です。
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発達障害は社会の要請で作られてきた面がある。発達の問題と診断され、苦手なところを矯正されるばかりの人生が楽しいはずはない。昨今はやりの発達障害の診断について感じる違和感、木を見て人を見ずの風潮、社会の流れと精神科の診断の関係を考えさせられる本でした。
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『やさしいうつ病論』に続いて『発達障害論』も意欲作なんだが、哲学者とか引用しすぎてちょっと無理がある。『自閉症論の原点』を少し発展させたもの。自閉・発達障害について熱い思いがあるように感じるが、ここんとこさすがに書きすぎの感あり。書き下ろしより投稿した論文とか記事を再編集したもの...
『やさしいうつ病論』に続いて『発達障害論』も意欲作なんだが、哲学者とか引用しすぎてちょっと無理がある。『自閉症論の原点』を少し発展させたもの。自閉・発達障害について熱い思いがあるように感じるが、ここんとこさすがに書きすぎの感あり。書き下ろしより投稿した論文とか記事を再編集したものと考えたほうがいい。
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