エニグマ・コード の商品レビュー
長かった。翻訳物はやはり進まない。 夏にみたパラドックス定数のやはり暗号をテーマにしたお芝居に触発されて読む。実は一度借り出してきて、あまりに進まないから、諦めて返した本でありました。今回は読了。 エニグマという史上最強の暗号と、その暗号を解読する人々の話なのだか、やはり道具を...
長かった。翻訳物はやはり進まない。 夏にみたパラドックス定数のやはり暗号をテーマにしたお芝居に触発されて読む。実は一度借り出してきて、あまりに進まないから、諦めて返した本でありました。今回は読了。 エニグマという史上最強の暗号と、その暗号を解読する人々の話なのだか、やはり道具を使うのは人で、それ故に欠陥があるというそんな教訓を感じるおはなしでした。ドイツ軍の管理の甘さとか、うっかりミス、絶対に破られないという自信が、結果として突破につながっているという。 どうしても連合国側の人(イギリスの方が作者)なので、同じ海に沈んでゆくのでも、Uボートに撃沈された輸送船のほうが悲劇的に描かれているような気がしてしまうが、それは致し方ないのでしょう。
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こういっのって誰に向かって書いているのかが曖昧。 もっと、解りやすくしてほしいし、一般にも見れるように読みやすくしてほしいと思った。 エンタメではあるが、これ専門の人が見るような書物で、非常に解りにくい、訳しかたが悪いのかとも疑った。
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第二次世界大戦時に利用されていたドイツ軍の暗号「エニグマ・コード」。その暗号解読と暗号解読の事実の秘匿について、時系列と詳細な情報をもって記載された歴史もの。膨大な資料に基づいて書かれたのか、かなり分厚いのだが、事実記述にこだわるあまりやや冗長に感じた。エンタテーメントとしては、...
第二次世界大戦時に利用されていたドイツ軍の暗号「エニグマ・コード」。その暗号解読と暗号解読の事実の秘匿について、時系列と詳細な情報をもって記載された歴史もの。膨大な資料に基づいて書かれたのか、かなり分厚いのだが、事実記述にこだわるあまりやや冗長に感じた。エンタテーメントとしては、もっとスリリングにできたのではないのかなと思う。 天才アラン・チューリングの貢献が有名になったが、実際には非常に多くの人の貢献と幸運によって解読がなされていたことを示す。大戦開始前にポーランドですでに解読されていたことなどは新しい情報だった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 天才解読者のひらめき、諜報員の賭け、そして水兵の勇躍。 第二次世界大戦時、ドイツと連合軍が水面下で繰り広げた激闘の全容が、新発見資料と豊富な関係者証言により、ようやく明らかになる。 [ 目次 ] 裏切り―一九三一年ベルギー、ドイツ 機密漏洩―一九二九~三八年ポーランド、ベルギー、ドイツ 直感―一九三二年ポーランド 致命的ミス―一九三三~三九年ポーランド 脱出―一九三九~四〇年ドイツ、ポーランド、フランス、イギリス 最初の捕獲―一九四〇年スコットランド 堂々めぐり―一九四〇年ノルウェー、ブレッチリー・パーク エニグマの秘密を守れ―一九四〇年五~九月フランス、ブレッチリー・パーク 行き詰まり―一九四〇年八~一〇月ブレッチリー・パーク イタリア事情―一九四一年三月ブレッチリー・パーク、地中海 序章の終わり―一九四一年三月ノルウェー 現状打破―一九四一年五月アイスランド北方沖 プリムローズ作戦―一九四一年五月大西洋 KOパンチ―一九四一年六月アイスランド北方沖 疑惑―一九四一年五月~一〇月ブレッチリー・パーク、大西洋、ベルリン 諸刃の剣―一九四一年九月大西洋、カーボ・ヴェルデ諸島 無謀と無策―一九四一年十一月~一九四二年三月南大西洋、ノルウェー 二連字表を入手せよ―一九四一年十二月ブレッチリー・パーク、ノルウェー ブラックアウト―一九四二年七月バレンツ海、ブレッチリー・パーク、イギリス海軍本部 局面打開―一九四二年一〇~一二月地中海、ブレッチリー・パーク 転換点―一九四二年十一月~一九四三年九月南フランス、地中海、大西洋 罠―一九四二年十一月~一九四三年三月南フランス 逮捕―一九四三年三~九月ベルリン シャンルホルスト撃沈―一九四三年十二月バレンツ海 カヴァード作戦―一九四三年八月~一九四四年三月 パリ、インド洋、大西洋 最後の波瀾―一九四四年三~六月ドイツ、フランス、南大西洋 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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