五代ゆう榊一郎の小説指南 の商品レビュー
8月31日読了。実力派ライトノベル作家(なのかな?)の二人による、小説指南。ライトノベルを対象とはしているが、小説一般に応用できそうな内容だ。感覚のまま筆を進め、編集者のオーダーにいかに自分の感性を近づけるか?と取り組む五代女史と、理詰めでガッチリしたストーリーラインを構築し、編...
8月31日読了。実力派ライトノベル作家(なのかな?)の二人による、小説指南。ライトノベルを対象とはしているが、小説一般に応用できそうな内容だ。感覚のまま筆を進め、編集者のオーダーにいかに自分の感性を近づけるか?と取り組む五代女史と、理詰めでガッチリしたストーリーラインを構築し、編集者のオーダーからいかにオモシロげなネタをちりばめ、読者を楽しませるか?と取り組む榊氏、全然タイプは違うがさすがに言動に説得力があるな・・・。本書の1/4を占めるという、「三題噺」のお題から作られた五代女史のサンプル小説は、読ませるハードボイルドSFでなかなか面白かった。六君ローラーでなくても音楽が出来ればロックを奏でることが出来る、ということか・・・?榊氏のプロットも普通に「面白そう」と思わされるもので、「その道のプロ」の引き出しの多さを感じさせられた。
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基本的にどこまでも精神論(笑)。まぁ間違っちゃいないんだろうけど。ネタを発酵させて転がす、という点に関してはいろいろ勉強になりました。
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