地産地消と地域再生 の商品レビュー

二木季男【著】

2021/08/08

先進優良事例に学ぶとあるが、あまり真新しさは感じなかった。
市民農園について、「現在では遠方の都市部からの利用者が増え、この人たちには畑に来ないときはインターネットで農作物の生長状況を知らせるなどのサービスも行われるようになり…」というのは、自分もそのようなビジネスモデルを思いついていたので、すでにやっているものなのだと思い知った。

2009/10/04

食料自給率３９％の時代、生産者・消費者・全国民を巻き込んだ運動へ！農業・農村の元気が日本を救う。日本農業再構築につながる地産地消実践論。（TRC MARCより）

2009/10/04

エコ、消費者・子供への食育と農育。
地域社会で農業経済をまわす為にはを考えた本。
多少の無理が生じても長期的な視線をもって行動できるか。
生産者に、消費者に意識改革の機会を提供できるか。
二つを繋げて、農業にマーケティング観点を植えつけられるか。
市場からでなく直接消費者のニーズを捉えられる。

「食育と農育」は二つそろって初めて意味をなす。
何を食べるか、それはどう作られていくのか。様々な事を知ってそこからさらに
環境や地域活動へと考えは深まっていく。

地域という「足場」を固め、価値を高め外に売り出していく。
これがブランド化の手順。

残った言葉：「活動は理念が明確でなくてはいけない。直接的でなく、長期的に日本の改革にどう関わっていくかを実情を踏まえて明らかにしていく」