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ファイブ の商品レビュー

3.9

15件のお客様レビュー

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2023/08/09

まずは、懐かしかったです。25年前、勤めていた工場に当時の日本トップクラスの社会人チームがありました。この作品の登場人物は、そこに在籍して応援していた選手だったり、相手として強敵だったりしました。その後、こんな風にジグザグしながら道を拓いていったのを知り、やっぱりすごい人たちだな...

まずは、懐かしかったです。25年前、勤めていた工場に当時の日本トップクラスの社会人チームがありました。この作品の登場人物は、そこに在籍して応援していた選手だったり、相手として強敵だったりしました。その後、こんな風にジグザグしながら道を拓いていったのを知り、やっぱりすごい人たちだな、と思いました。

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2017/06/08

佐古賢一とシーホースの物語。 いまだに現役の選手が数人出てきたり、当時の運営の話がでてきたり。 Bリーグ、まずは1年乗り切ったけど、これから。

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2021/02/23

現在では名門となった三河シーホースの前身、アイシン電機バスケットボール部が名門と呼ばれるチームになるまでの軌跡を名プレイヤー佐古賢一を軸に描く。現在のBリーグが発足する前の日本リーグ(実業団リーグ)のお話。昔ながらのバスケファンも新たなBリーグファンも楽しめる一冊。実話です。

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2013/12/16

急にバスケの試合が観たくなり、初めてNBLの試合を何試合か観に行ったら、昔バスケに夢中だった頃を思い出した。 そんな矢先にこの本の存在を知り即購入。 軽い気持ちで読み始めたら、涙、涙、涙。 これが本当にチームとして戦うバスケだと思う。 チームの事を考えて、自分の立ち位置を考え...

急にバスケの試合が観たくなり、初めてNBLの試合を何試合か観に行ったら、昔バスケに夢中だった頃を思い出した。 そんな矢先にこの本の存在を知り即購入。 軽い気持ちで読み始めたら、涙、涙、涙。 これが本当にチームとして戦うバスケだと思う。 チームの事を考えて、自分の立ち位置を考えて、 仲間を信じて、プロとしてプレイする。 アイシンがこんな弱小チームからの出発だったなんて知らなくて 本当にびっくりした。 いつか代々木体育館でアイシンの決勝戦を生で観戦したいと強く思った!

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2013/05/10

ノンフィクション。これは物語ではなく、現実のお話。 とある社会人バスケット選手たちのお話。 ありきたりの、リストラにスポーツものという題材であるが、実に胸打つものがある。 若さを過ぎた者たちの再起と奮起。 読むもの全てに感動を与えるとは言わないが、とても込み上げるものがある。...

ノンフィクション。これは物語ではなく、現実のお話。 とある社会人バスケット選手たちのお話。 ありきたりの、リストラにスポーツものという題材であるが、実に胸打つものがある。 若さを過ぎた者たちの再起と奮起。 読むもの全てに感動を与えるとは言わないが、とても込み上げるものがある。仕事に行き詰まっている人が読めば、なおのこと、自分を省みずにはいられなくなるだろう。 ひたむきさ、実直さ、誠実さ。 そんな感情を思い起こさせてくれる良い一冊でした。

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2013/04/12

かつて栄光を手にした選手たちがバスケ部の休部を受け、解雇という憂き目を受けながらも、弱小の新天地アイシンをJBL優勝まで導くサクセスストーリー! 30歳を越えたバスケ好きには共感を覚える内容。佐古、外山、後藤選手。彼らの全盛期を知るからこそ内容にどっぷりと浸れる。その点を考えれば...

かつて栄光を手にした選手たちがバスケ部の休部を受け、解雇という憂き目を受けながらも、弱小の新天地アイシンをJBL優勝まで導くサクセスストーリー! 30歳を越えたバスケ好きには共感を覚える内容。佐古、外山、後藤選手。彼らの全盛期を知るからこそ内容にどっぷりと浸れる。その点を考えれば読み手を選ぶ一冊だと感じる。まさにど真ん中の自分としてはオススメの作品!

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2013/02/01

今年30歳になり、僕は今だにバスケットを続けてる分、共感できる部分が多かったですが、バスケやってるやってないにかかわらず楽しめる内容です。 佐古、外山、後藤 僕がバスケを始めた学生時代から常に一線級で活躍していて、テレビ、雑誌でよく見た名前です。 好きなバスケで仕事ができ...

今年30歳になり、僕は今だにバスケットを続けてる分、共感できる部分が多かったですが、バスケやってるやってないにかかわらず楽しめる内容です。 佐古、外山、後藤 僕がバスケを始めた学生時代から常に一線級で活躍していて、テレビ、雑誌でよく見た名前です。 好きなバスケで仕事ができてうらやましいと思ったりしていましたが、テレビで試合を見てるだけでは分からない苦労や挫折があったようで。 一人一人の人生が上手く描けていて引き込まれました。

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2012/10/13

愛知の弱小チームがJBLで優勝を勝ち取るまでの物語。そして一人のバスケットボールに情熱を燃やす男の物語。 この正月にバスケットとは縁のなさそうな奇抜な配役で、ドラマ化されたアイシンシーホースの話は、昨年暮れにこの本をいつものように、帯にあったNHK正月ドラマスペシャルに引かれて買...

愛知の弱小チームがJBLで優勝を勝ち取るまでの物語。そして一人のバスケットボールに情熱を燃やす男の物語。 この正月にバスケットとは縁のなさそうな奇抜な配役で、ドラマ化されたアイシンシーホースの話は、昨年暮れにこの本をいつものように、帯にあったNHK正月ドラマスペシャルに引かれて買っておいたのだが、その後中学生の娘、小学生の息子、そしてミニバスコーチの母の手を経て、やっと戻ってきた。 正月のドラマを見たときには、どうもいまいちという後味だったが、ノンフィクションのこの本を読んで、マイナースポーツに情熱を傾ける男たちの姿に、共鳴した。 話が登場人物の経歴にまで遡り、克明にその背景が描かれてることで、それぞれの登場人物の心うちや思いが伝わってくる。 通勤の電車の中で、思わず涙がこみ上げてきた。

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2012/02/12

ラストシュート 裸足の少年 拾う神あり 三十二歳のルーキー もう一人のポイントガード 俺、いりませんか 職業、バスケットボール 楽しまなけりゃ シックスメンの体温 明日なき選択 Iからweへ 親友 山吹色への決別 それぞれのシーホース 陽のあたらないコ...

ラストシュート 裸足の少年 拾う神あり 三十二歳のルーキー もう一人のポイントガード 俺、いりませんか 職業、バスケットボール 楽しまなけりゃ シックスメンの体温 明日なき選択 Iからweへ 親友 山吹色への決別 それぞれのシーホース 陽のあたらないコート 白線の向こう側へ リストラ戦士たちへ ファイナル、ふたたび 残り二十六秒 オーバータイム ラストゲーム 文庫版あとがき 解説 あさのあつこ

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2011/12/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

親会社の経営不振で実業団の名門バスケ部が次々に廃部や休部になり、リストラされた選手達が移籍した弱小チームを日本一に導く一種のサクセスストーリー。 ここ数年よくある「どん底からの復活」を描いた作品ですが、ノンフィクションで主人公が“ミスターバスケットボール”こと佐古賢一であることが、昨今の厳しい世の中を象徴しているようでした。 それにチームの選手はみな30を越えた“おじさん”ばかりで、そんな集団が日本バスケットボールの頂点であるJBLの日本一を目指すというストーリ-に斬新さを感じました。 テーマがスポーツであることと、どん底からの復活だけでなくアンチエイジングへの挑戦の要素が描かれていることが、一層この作品を魅力的なものにしているみたいです。 ちょっとだけ元気になれる作品です。

Posted byブクログ