リトル・レトロ・トラム の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
〝ヨーコさんは、トラム(路面電車)の停留所に立っていました。手のひらに銅貨を一枚握りしめています。広場の時計塔を見上げて、ちょっと驚きました 「時計の針が一つしかない」5時27分。長い針と短い針が重なって、時間がとまったようでした。その時、トラムがゴトゴトやってきました。一輌だけの路面電車。それは、ヨーコさんがいつか、ノートに書いた話の電車と同じです・・・リトル・レトロ・トラム リトル・レトロ・トラム わたしをどこかにつれてって!…〟ノスタルジック、レイ・ブラッドリ風ファンタジ-を愉しむ。
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春分の日の5時27分、夏至の日の7時38分、秋分の日の3時16分、冬至の日の2時11分、時刻表にない路面電車がやってくる。そのリトル・レトロ・トラムに乗って、ヨーコさんは不思議な隣町へ出かけます。ノスタルジックな色彩の町は、不気味さもあるけれど、ため息の出る美しさです。そこで出会...
春分の日の5時27分、夏至の日の7時38分、秋分の日の3時16分、冬至の日の2時11分、時刻表にない路面電車がやってくる。そのリトル・レトロ・トラムに乗って、ヨーコさんは不思議な隣町へ出かけます。ノスタルジックな色彩の町は、不気味さもあるけれど、ため息の出る美しさです。そこで出会った友だちは、ただの異世界の住人ではなく、ヨーコさんやお母さんやお祖母ちゃんと所縁のある存在のようですね。
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