ポーランドの歴史 の商品レビュー
ポーランドへの旅行の直前に読みました。時間的に余裕がなかったのと近代に焦点を当てたかったので、読んだのはポーランドの分割占領時代以降から。 ポーランドの歴史が分かりやすく書かれてて、アマゾンのレビュー通りの印象でした。ヨーロッパに限らないとは思いますが、陸続きになっているヨーロ...
ポーランドへの旅行の直前に読みました。時間的に余裕がなかったのと近代に焦点を当てたかったので、読んだのはポーランドの分割占領時代以降から。 ポーランドの歴史が分かりやすく書かれてて、アマゾンのレビュー通りの印象でした。ヨーロッパに限らないとは思いますが、陸続きになっているヨーロッパでは、隣国との関わりが一層重要となってくるので、一つの国の本を読むだけでは、点を作ることしかできない気がします。オーストリア、ドイツ、ロシアの歴史を知ることが出来れば、この本で学んだ内容をより具体的に理解できるような気がします。 ポーランド滞在中には、ワルシャワの蜂起博物館に行きましたが、この本を読んでいれば、蜂起博物館はすごく興味深い場所になると思います。蜂起博物館だけでも足りない。この本だけでも足りない。二つを合わせることで、ポーランドに縁のないにとって、初めて「ポーランド」になりました。
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日本語で読むポーランドの歴史としては、おそらくこの本がいちばんイメージを掴みやすいのではないかと思います。18世紀から19世紀にかけての叙述がもっとも読みやすく、著者二名の得意分野がうまく生かされています。原書にあるはずの文献案内がないのは残念。
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ちょっと読みづらいんだけど、単に名前慣れしていないせいかもしれない。 侵略したことよりされたことを重視して書くのは歴史の本のくせなんだろうか。 他国との関係性がきちんと描かれているところは良い。 つかみにくい国だ。 結構な侵略者なのに恰好の餌食。 自由を重視して封建的で多様性に...
ちょっと読みづらいんだけど、単に名前慣れしていないせいかもしれない。 侵略したことよりされたことを重視して書くのは歴史の本のくせなんだろうか。 他国との関係性がきちんと描かれているところは良い。 つかみにくい国だ。 結構な侵略者なのに恰好の餌食。 自由を重視して封建的で多様性に富みナショナリズムの巣窟。 強いんだか弱いんだか。 暴虐に抗うための原動力を担うナショナリズムや宗教をみていると、排他的な思想を一概に批判できるもんでもないんだなと思う。 その暴虐もナショナリズムや宗教に基づいて行われていたりするのだけれど。
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