風に顔をあげて の商品レビュー
縁っていうのはあるよなぁ…と思った。バイトの経験から出会った小池さん。弟がゲイで知り合った藤本さん。バイト先で知り合った三益さんと、三益さんの娘。いまのバイト先の林さんとアッコさん。今のバイトに巡り合わなければ抱かなかった思い。人のために何かって思えたら強くなれると思う。
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★3.5 主人公の風実ちゃんとは年齢も経歴も全然違うけれど、なんだかすごく共感できる物語だった。 風実ちゃんは高卒でフリーターをしている25歳。現状や先行きに不安を感じ始め、もがいている。随分前に別の女性のもとに行ってしまった父を許せず、離婚を拒否して子供に愚痴ってばかりの依存心...
★3.5 主人公の風実ちゃんとは年齢も経歴も全然違うけれど、なんだかすごく共感できる物語だった。 風実ちゃんは高卒でフリーターをしている25歳。現状や先行きに不安を感じ始め、もがいている。随分前に別の女性のもとに行ってしまった父を許せず、離婚を拒否して子供に愚痴ってばかりの依存心が強すぎる母を持て余している。さらに弟にゲイであることをカミングアウトされ… 自分を変えたいと願いながら、なかなか行くべき道を見つけられずに足踏みをする風実ちゃん。それでも、人との別れや出会いのなかで、自分自身で一生懸命考え、生きている風実ちゃんの姿は清々しく、応援したくなる。 最後、希望の欠片を見つけて、また一歩人生に踏み出していく背中を押してもらえた。
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二十五歳フリーターの女性が主人公。仕事、彼氏も中途半端と感じている中で、これから先の人生をどう生きて行くのかなやみながら進む話。普通に読みました。
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25歳フリーター女性の生活と、彼女をとりまく人々。 感情移入させられるところがあって、作品に入り込ませてくれるのが、魅力。
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主人公が同年代だったこともあって、共感しつつ楽しく読めた。けっこうこれ、好きです。 帯にある 「ゲイの弟とか、 自称ボクサーの彼とか、 子離れできない母とか、 他人の心配してるフリして、 本当は、自分のことが一番心配だった。」 ってのが秀逸。今の自分が不安なんだと、ぽ...
主人公が同年代だったこともあって、共感しつつ楽しく読めた。けっこうこれ、好きです。 帯にある 「ゲイの弟とか、 自称ボクサーの彼とか、 子離れできない母とか、 他人の心配してるフリして、 本当は、自分のことが一番心配だった。」 ってのが秀逸。今の自分が不安なんだと、ぽろっと本音がこぼれるところにはっとした。 いい味出してた弟の幹くん。思っていた以上に大人で、冷静に自分を見て、いろんなこと考えてた。姉と弟のバランスが心地いいです。 「二人とも、大人になれた。よかったよ、大人になれて。」 自分と共感できる部分が多かったからよかったんだなー。 なんとなく今が不安、悩んでるって人におすすめ。 まったーり、ほんわかした空気が流れる本です。
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25歳、フリーターの風美が、周りの人や毎日の生活から少しづつ何かを得ながら成長していく。 「人と人はこうして別れ、出会っていくのか。明日、なにが起こるかは誰にもわからないんだ。」 誰かに今の気持ちや夢を話してみたいと思った時に、思い出した、バーみるくのマスター。1年前までは知...
25歳、フリーターの風美が、周りの人や毎日の生活から少しづつ何かを得ながら成長していく。 「人と人はこうして別れ、出会っていくのか。明日、なにが起こるかは誰にもわからないんだ。」 誰かに今の気持ちや夢を話してみたいと思った時に、思い出した、バーみるくのマスター。1年前までは知らなかった人。 風美の気持ちの変かは、さっぱりしてて前向きで気持ち良かったです。
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25歳フリーターの主人公が、身近な人との出会いを通して成長していく。 人生とは、人との関わりの中で生きていくこと。 束縛するのではなく、依存するのでもなく。 人と人とが繋がって、その先にこそ人生が見えてくる。 コリコリに凝り固まっていた心が、ホコホコ解されて、じんわりと温かくなっ...
25歳フリーターの主人公が、身近な人との出会いを通して成長していく。 人生とは、人との関わりの中で生きていくこと。 束縛するのではなく、依存するのでもなく。 人と人とが繋がって、その先にこそ人生が見えてくる。 コリコリに凝り固まっていた心が、ホコホコ解されて、じんわりと温かくなってくる。
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25歳フリーターの風実。 今ならいくらでもいそう。 これでいいのだろうか? と自分のことを見つめ直せるのはいいことよ。30歳手前の揺れる女心もわからないでもないし。焦ってしまうよね〜。最終的には、自分のやりたいことが見つかってよかった。 それが困難なことであっても、自分のやりたい...
25歳フリーターの風実。 今ならいくらでもいそう。 これでいいのだろうか? と自分のことを見つめ直せるのはいいことよ。30歳手前の揺れる女心もわからないでもないし。焦ってしまうよね〜。最終的には、自分のやりたいことが見つかってよかった。 それが困難なことであっても、自分のやりたい事をやれればいいなぁ。
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またもや、帯の北上次郎さんにつられて読む。 20代後半から30代前半 多くの人が感じるであろう悩み事。 共感できる人も多いと思う。 自分的には 年齢的にも経験的にも ちょっとこえてるので、深く感情移入は出来なかったけど。 でもこういうふつーの日常を描くのって 意外と...
またもや、帯の北上次郎さんにつられて読む。 20代後半から30代前半 多くの人が感じるであろう悩み事。 共感できる人も多いと思う。 自分的には 年齢的にも経験的にも ちょっとこえてるので、深く感情移入は出来なかったけど。 でもこういうふつーの日常を描くのって 意外と難しいかな。
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ビールガールをしている風実は 25歳になった自分を考え違う仕事を探そうと決意した。 ファミレス、ジーンズのアウトレットなど職場を転々とするが これといった仕事は決まらず、 悩みを相談しようとしても周りもゆれてばかりだ。 彼氏の英一はボクサーの夢に敗れて保父をしようと考えているし、...
ビールガールをしている風実は 25歳になった自分を考え違う仕事を探そうと決意した。 ファミレス、ジーンズのアウトレットなど職場を転々とするが これといった仕事は決まらず、 悩みを相談しようとしても周りもゆれてばかりだ。 彼氏の英一はボクサーの夢に敗れて保父をしようと考えているし、 弟の幹はいきなりゲイだとカミングアウトをして家出してきたし、 飲み仲間の小池さんは利益追求を促すポストについて人間味を失ってきているし、 父は昔不倫の末家を出て行き、母は元から自分が一番可愛い人間だ。 装画:ヒロミチイト 装丁:高柳雅人(角川書店装丁室) 25歳でフリーターの女子が自分の将来を模索する物語。 途中で何度かゲイの弟と自分を比べて どちらが楽か考えるシーンが出てきますが、 何を持って楽とするかにもよるんじゃないかなぁ。 信念とか軸みたいなものが決まっていれば 進む道を迷うことは減るだろうけれど 向かい風に立ち向かわなければならないときはつらい。 それでも私としては進む方向が決まっていてつらい方がいいなぁ。
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