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秋篠宮さま の商品レビュー

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2021/05/05

 眞子さま結婚問題を理解しようと、1991年から3年間、宮内記者会に所属し、報道界で秋篠宮に食い込んでいるとされる毎日新聞の江森敬治氏の著書を読んだ。  次男坊で自由奔放だというイメージが強い秋篠宮だが、実は出不精で社交的ではない性格だという。儀礼的なものも嫌い。当時は1日1箱程...

 眞子さま結婚問題を理解しようと、1991年から3年間、宮内記者会に所属し、報道界で秋篠宮に食い込んでいるとされる毎日新聞の江森敬治氏の著書を読んだ。  次男坊で自由奔放だというイメージが強い秋篠宮だが、実は出不精で社交的ではない性格だという。儀礼的なものも嫌い。当時は1日1箱程度喫煙も。物事を論理的に理詰めに考えるのは上皇ゆずり。生物が好きなのも父親の影響が強いようだ。  子育てに関しては、個性を重んじ、短所よりもむしろ長所を応援したい方だという。日常生活の範囲は紀子さま、大きな問題は秋篠宮の役割と考えている。娘については結婚よりも自分の興味なり仕事を優先させた方が良いという考え。結局、上皇夫妻から受け継いだ子育て方針なのだという。  紀子さまとは知り合った直後に上皇夫妻に紹介し、両親公認の仲だった。婚約は、兄より先に結婚とか、昭和天皇の喪中だとか批判もあったが、兄の結婚の先が見えなかったことから、家族内や宮内庁内では問題にならなかったという。当時から「学生時代に相手を見つけておかないと」と言っていたそうだ。  本書は秋篠宮と私的に会話した「取材メモ」によって書かれているというが、全体的に話題が飛び飛びで、散漫な印象を受ける。本の成り立ち上、当然、秋篠宮を悪くも書けない訳で、タイに研究旅行に行って、クリントン大統領の宮中晩餐会を欠席した際に、週刊誌などに「タイに愛人がいる」などと書かれたことに、1章を使って、秋篠宮を代弁するような反論するような本と言えば性格が分かるだろう。   (参考補遺)秋篠宮の博士論文は家畜ニワトリの祖先を探るため、遺伝子鑑定し、ダーウインが主張した赤色野鶏だったと立証したというもの。国立遺伝学研究所の五條堀孝教授が指導。ナマズ研究は赤木攻と国立民族学博物館の秋道智彌氏が同行。

Posted byブクログ