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ごむにんげん の商品レビュー

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2009/10/04

五年ぶりくらいの再読です。読書記録をつけてるんですが古すぎて日付が無い(98年からしか正確な日付は わからないのです)…。 ええと、コバルト文庫はあまり読まない(どちらかといえばホワイトハート派)なんですが、多分最初に手に とったのは挿絵に惹かれてだと思うんです。穂波さん大好き...

五年ぶりくらいの再読です。読書記録をつけてるんですが古すぎて日付が無い(98年からしか正確な日付は わからないのです)…。 ええと、コバルト文庫はあまり読まない(どちらかといえばホワイトハート派)なんですが、多分最初に手に とったのは挿絵に惹かれてだと思うんです。穂波さん大好きvvちょっとコバルトを子供だ子供だと、自分も 子供の癖に思っていたことがあって(苦笑)敬遠していたんですが。 この話、少女小説のレーベルから出ているからと侮るなかれ。すごく深い。 ラブストーリーなんだと思いますが、そこにある愛が家族的なものだったり人間的なものだったりもして すごく優しい気持ちになります。 少しだけね、この話の主人公と私自身がかぶる部分があるんです。だから、中学生くらいかなぁ、初めて 読んだ時はかなり衝撃的でした。一人っ子&一人娘なので余計なプレッシャー感じちゃうんですよね、なんか。 多分それほど意識されていなくても自分が気負っちゃう。 …確か、昔読んだ時はぼろぼろ泣いたような記憶ありです。でも、今回はほおっと温かな気持ちになりました。 一つ一つのことばをちゃんと飲み込めるくらいに大人になったのかな、と。 「俺もまだ若造だから、完璧には行かないかもしれない。それに、俺が高崎にお母さんやお父さんを求める ことだってあると思う。二人が同時に求めたら、そのときはつまずいてしまうかもしれない。でも、絶対に 裏切らないから。高崎が俺をいらなくなるまで」 「いらなくならない」 「うん、ありがとう」 (2003年4月11日)

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2009/10/04

主人公は少々屈折していますが、結構ストレートな恋愛小説かと。はじめて読んだ時は、親や別れた恋人やいろいろなものに頑張って背を向ける主人公にやたらと同調しましたが、今はゴムぞうのへたれっぷりにやられます。これもタイトルで惚れました。この作者は小説よりも雑誌に連載していたエッセイの方...

主人公は少々屈折していますが、結構ストレートな恋愛小説かと。はじめて読んだ時は、親や別れた恋人やいろいろなものに頑張って背を向ける主人公にやたらと同調しましたが、今はゴムぞうのへたれっぷりにやられます。これもタイトルで惚れました。この作者は小説よりも雑誌に連載していたエッセイの方が興味深くてよろしかったです。

Posted byブクログ