扉を開けて 新装版 の商品レビュー
どうも主人公に感情移…
どうも主人公に感情移入できなかった。喋り方が苦手。「おたくら」とか、タバコすったりとか。これをコバルトレーベルで出すには、主人公の年齢を少し下げた方がよかったんじゃないでしょうか。
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大学三年生の根岸美弥…
大学三年生の根岸美弥子、通称ネコには不思議な力がある。そのため、心から他人と打ち解けあうことができない。どうも近頃変な夢を見るネコだったが、ある満月の夜、部屋に親友のはるかと、同じゼミの桂一郎がそろった時に信じられないことが起こった。まったく見知らぬ異世界へと迷い込んだ三人の運命...
大学三年生の根岸美弥子、通称ネコには不思議な力がある。そのため、心から他人と打ち解けあうことができない。どうも近頃変な夢を見るネコだったが、ある満月の夜、部屋に親友のはるかと、同じゼミの桂一郎がそろった時に信じられないことが起こった。まったく見知らぬ異世界へと迷い込んだ三人の運命は!?「あたし」の一人称で進む、テンポの良いファンタジー。
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扉の向こうには全く予…
扉の向こうには全く予想だにしなかった世界が・・・。特殊な能力を備えた女子大生の冒険談です。
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「あたし」の一人称で…
「あたし」の一人称で繰り広げる素子ワールド。特殊な能力を持ってしまった為にアウトローを気取っていた主人公が別世界に飛び込んでしまったことから、自分の運命の扉の前に立たされる。今は殆ど入手困難な素子先生初期の作品。
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魔力を持ってしまった故に寄る辺無い孤独感を持って生きてきた根岸美弥子は同じく魔力を持って社会から疎外される2人とともに異世界へ。侵略された国を救うべく、伝説の女神として振る舞うが。 新井さんといえば日本SFの重鎮というイメージしか持ってなくて、近々読みたいな、と思っていたところ...
魔力を持ってしまった故に寄る辺無い孤独感を持って生きてきた根岸美弥子は同じく魔力を持って社会から疎外される2人とともに異世界へ。侵略された国を救うべく、伝説の女神として振る舞うが。 新井さんといえば日本SFの重鎮というイメージしか持ってなくて、近々読みたいな、と思っていたところ図書館で見つけたので手に取りました。折しも浴びるほどSFが読みたい欲求が高まっていたのでこれ幸いです。 ところが読みだすとすぐになんとも古めかしい文体と一見ザルな設定に昔流行ったようなファンタジー小説の匂いがプンプンしてきます。奥付を見ると、なるほど80年代コバルト文庫かあ。ラノベの走りかあ。これはイメージが違うぞ。読みたかったのはもうちょっとハードなSFなのだけど。と思ってたのですが、中盤以降は物語の進行とともにザルのようだった世界観も隙間がザクザク埋まって急転直下のストーリーの展開にすっかりひきこまれたまま最後まで読んでしまったのでした。そしてつきつけるテーマも、停滞の安寧なのか流血の前進なのかという、けっこうシビアなところを攻めてきます。結果、やはり時代は感じるものの(作中にも「20世紀の」という言葉がたくさん出てくる)しっかり心に爪痕を残す作品だったのでした。読めてよかった。 ちょっと驚愕するのはこの本を書いたのが、新井さんが20歳の時だったということ。お気楽ラノベの皮を被ってこの奥行き感を出せるのはちょっと老獪な手腕で、二十歳といえば若さを持て余すただの阿呆だった僕には想像もできない所業です。 これはもちろん他の作品も読むことに決定です。
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若干二十歳にして描いたこの作品、 なかなかすごいと思う。 ラノベではあるのだけど、 異世界ファンタジーに入り雑じって ちょっと哲学的でもある。 当時の言葉遣いが多少あるけど、 (当時の他作品より)行き過ぎてないからまだ読める。
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『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(フィリップ・K・ディック)を読了したら、無性にSFを読みたくなった。 私にとって、SFといえば星新一と新井素子。 というわけで、早速図書館で借りたのがこの本。 本当は、同作者の『ブラック・キャット』か『星へ行く船』を読み直したかったのだけれ...
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(フィリップ・K・ディック)を読了したら、無性にSFを読みたくなった。 私にとって、SFといえば星新一と新井素子。 というわけで、早速図書館で借りたのがこの本。 本当は、同作者の『ブラック・キャット』か『星へ行く船』を読み直したかったのだけれど、もうなかなか図書館に置いていないのがなんだか悲しい。 今でいう、異世界ものになるのかな。 おもしろくないわけではないけれど、文中、「ふみ」や「あーん」という感嘆句がちょっと辛かった。
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私が持っているのは初版の単行本なのですが、コバルト文庫で再々版されたものがあったので、こちらに切り替えました。しかしすごい表紙;と思っていたら、羽海野チカさんのイラスト(挿絵も?)だそうで、びっくり;。
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このテイストは懐かしい。 最初、尊大なファンタジーになるのかと思ったけれど、主要な登場人物は限られているし、それぞれの能力もわかりやすくて読みやすい。 今を変えるのか。今のままを貫くのか。主人公たちが異世界を通して生き方を感化するところが印象に残った。 新装版の絵、いいねw
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新井素子さんを新装版で読めるのは、うれしいです。 懐かしく、でもやっぱり面白かった。 三拍子そろえてはいけない危険 ―そして、あたしは扉を開けた。 あのマンション、 満月期、 魔女とテレポーターとライオン男。 小学校高学年から読めます。
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