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感染地図 の商品レビュー

3.9

17件のお客様レビュー

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2012/06/28

本の作りと文の書き方が好みでない(~_~;)読みにくい!途中から飛ばし読み。 でも、この時代の疫学、どのように人々が感じ、どのように考えて結論に至ったのか…わかった。 あと細菌ワールドというか、細菌の動きの見方が面白かった。

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2011/11/03

それは若い警察官ルイスんちの赤ん坊の濡れたおしめから始まった。汚水が流れ込んで汚染されたテムズ川から、飲み水を取水していたとは! 若き医師ジョン・スノーと教会牧師のそれぞれの立場からの調査は、やがてひとつの結論へと達していく。

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2012/03/20

下肥屋 目はくぼみ、唇は濃い青色に 探偵、現る 肥大化する怪物都市 あらゆる「におい」は病気である 証拠固め 井戸を閉鎖せよ! 感染地図

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2010/01/04

舞台は19世紀半ばのロンドン。当時の医療技術では疫病の原因を特定するのは不可能とされた時代。そんな中で猛威を振るうコレラに対し、独自の調査を行う医師と牧師の…実話ですが、まるで秀逸なミステリーのようです。お・す・す・め♪

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2009/10/04

まだコレラ菌の存在が知られず、空気感染するものという迷信がはびこっていた中にあって、大都市がコレラに襲われる。 科学的に水源を飲むことで感染することを突き止めていた医師探偵が立ち上がる。 科学が迷信に打ち勝つストーリー。 もっと話題になっていいほど、面白い! P.S. ...

まだコレラ菌の存在が知られず、空気感染するものという迷信がはびこっていた中にあって、大都市がコレラに襲われる。 科学的に水源を飲むことで感染することを突き止めていた医師探偵が立ち上がる。 科学が迷信に打ち勝つストーリー。 もっと話題になっていいほど、面白い! P.S. 本当はスティーブン・ジョンソンの別の本を探していたのですが見つからず、変わりに目に飛び込んできたのが本書。 訳も矢野真千子さんだし間違いない、と思って購入したのですね〜

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2011/09/20

感染 について書いてある本だと思って ずっと読んでいったら 地図についての本でもあって ちょっとびっくり。この本を読んでから オリバーツイスト を見直しちゃいました。あと パヒューム の映像とかも。

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2011/08/07

スティーブン・ジョンソンの新作は、19世紀中盤、ディケンズの時代におけるコレラ禍を扱っており、ちょっと意外な題材。都市への人口集中と災害被害の極大化についてもちょっと触れられてはいるが、大部分は純粋に公衆衛生の物語になっている。1854年、ロンドンでコレラが流行。「米のとぎ汁様(...

スティーブン・ジョンソンの新作は、19世紀中盤、ディケンズの時代におけるコレラ禍を扱っており、ちょっと意外な題材。都市への人口集中と災害被害の極大化についてもちょっと触れられてはいるが、大部分は純粋に公衆衛生の物語になっている。1854年、ロンドンでコレラが流行。「米のとぎ汁様(小腸の上皮細胞が白く見えるためらしい。米食文化圏の表現かと思っていた)」の下痢、脱水を起こして数百人が死亡する。当時は、瘴気により病気が媒介されると一般に考えられていたが、ジョン・スノーはコレラは消化器系の病気なので、瘴気によるものではないと見抜き、患者の発生を地図に表すことで、ある井戸が感染源であることをつきとめ、その使用を禁止することでコレラの蔓延を鎮静化させる。現代の知識からすれば一見、バカバカしいようなことではあるが、細菌の存在も知られておらず、迷信が支配するビクトリア時代において、データから推論をするというのはかなり難しいことだったのだろう。

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