書肆アクセスという本屋があった の商品レビュー
地方・小出版流通センターのアンテナショップとして、東京神保町のすずらん通りにあった本屋、「書肆アクセス」が閉店したのは2007年のこと。 この本は、10坪ほどのこの小さな(しかし地方の出版業界にとってはとてつもなく大きな)本屋が閉店したことに対して作られました。 文章を寄せている...
地方・小出版流通センターのアンテナショップとして、東京神保町のすずらん通りにあった本屋、「書肆アクセス」が閉店したのは2007年のこと。 この本は、10坪ほどのこの小さな(しかし地方の出版業界にとってはとてつもなく大きな)本屋が閉店したことに対して作られました。 文章を寄せているのは、「アクセス」に本を置いてもらっていた地方の出版社やミニコミ、リトルプレスの発行者、本を探しに来ていた編集者やライター、お客、他書店の関係者や経営者、そして「アクセス」の従業員たち。 その文章を読むと、いかに「書肆アクセス」のファンが多かったのか、いかに多くの人に支えられていたのかがわかります。 北は北海道から南は沖縄まで、普通の書店では置かないような、同人誌、ミニコミ誌、地方の雑誌など、日本各地の地方色豊かな本がそこには置かれていたそうです。 いいなぁ~ そんな本屋さん、一度は訪れてみたかった! ネットの普及で家にいながらにして欲しい本を注文することはできるようになりましたが、本棚の間をブラブラして、「こんな本があるんだ!」と興味の引かれた本に手を伸ばす、本屋さんにはそういう楽しみもありました。 自分の知らない本を教えてもらう場所・・・ 「書肆アクセス」とそこに出入りする人々の会話やつながりをこうして文章で読んでみると、本屋の理想の形が「書肆アクセス」にはあったと思えてきます。 だいたい、ひとつの本屋さんについてこんな本ができちゃうんですからね! いいなぁ~ 仲間に入りたかったなぁ~
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神田神保町にアクセスという本屋があった。僕も2~3回位しか行った事は無いが地方出版社の本が沢山あり本好きにはたまらない店であった。この本屋も昨年、惜しまれつつ閉店した。読むと懐かしく、切なくなる本である。
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本屋の本コレクション。 ここまで愛された本屋さんは幸せだろうなぁ。 私の周りの書店方も、関係者にもお客様にも愛される場所になってほしいです。そうなるように頑張らなくては。 書肆アクセス、気になりつつ、一度も足を踏み入れないうちになくなってしまったのが無念です。。。
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