コナン・ドイルの心霊学 の商品レビュー
シャーロックホームズシリーズ著者のコナンドイルが心霊、スピリチュアリズムに興味を持ち、テーブル通信(table tapping、テーブルが傾いて一本の脚がモールス信号のような返答をする)や書籍、当時のスピ研究者を通じて、霊的な世界について知ったことを書いた本。 通信では低級な霊...
シャーロックホームズシリーズ著者のコナンドイルが心霊、スピリチュアリズムに興味を持ち、テーブル通信(table tapping、テーブルが傾いて一本の脚がモールス信号のような返答をする)や書籍、当時のスピ研究者を通じて、霊的な世界について知ったことを書いた本。 通信では低級な霊による事象や、霊力者の偽りもあるので注意。あと高級霊はわれわれと認識レベルが違うので伝えたいことがあっても、我々がそれ通りに受け取れるとは限らないことが書いてある。 イエスキリストはものすごいパワーの持ち主。キリストの起こした不思議現象はスピリチュアル現象と同じこと。だが、聖書に書いてあるものが一字一句正確と思わないほうがよい、改竄されているものや挿入話もある。キリスト自体と教会とは違ってることを認識すべき。 巻末のあとがきでは、数百年思いを持ってこの世に残り思いを遂げた加賀武士の話が載っており、大変面白い。「幽魂問答」宮崎大門 この本を通じて日本でもスピリチュアリズムが広まればという裏表紙の文言があるが、まだまだのようである。 【読書メモ】 112 死後の世界はすぐ近くにある 睡眠中何度もそこを訪れている 171 死後にもなんらかの肉体がある! 201 肉体の障害は死後に持ち越さない。健康体になる。 心の通い合うものが集まる
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一般的な常識の尺度で読むと戸惑う内容だと思う。自分から見てもそこには飛躍を感じるけれどなぜその飛躍が必要だったかは読んでいくと分かるような気がするし、今でもある様々な飛躍の公正さや総量という意味では現代人も多くの課題を抱えているように思った。
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