赤い密約 の商品レビュー
ソ連崩壊からそれほど時間を経過しないロシアにおける、マフィアの台頭の時代に描かれたものであるため、かなり古さを感じる。それでも、題材としては面白いと思うのだが、空手武道家の超人的な活躍に依存する部分があまりにも大きく、そのためにリアリティを損ねていると思う。
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市立中央図書館。 モスクワでテレビ局がロシア議会派の襲撃を受け、現場に居合わせた日本人仙堂辰雄に一本のビデオテープが託された。「日本で放映してほしい」。その瞬間、仙堂はロシアン・マフィアの標的となった! 細かいところは全然覚えてないけど、まあ面白かった、かな。
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2011/5/8 Amazonより届く。 2012/8/24~8/26 今野さんの初期作品の再文庫化。原題は「拳と硝煙」。 今野さんの初期作品に有りがちなお決まり展開。武道が達者な義理堅い主人公、国際謀略、やくざ、美女が登場する。面白くてサクサク読めるが、そこどまりか。
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今野作品の定番。これで、ほぼ読破したのかな?一人の作家を読破なんて初めてかもしれない。地味ながらエンタメ小説満載の作家さんです。
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ソ連が崩壊して間もない頃の混乱の時代に、空手の師範がテレビ局でクーデター騒ぎに巻き込まれる。そのときに居合わせた記者から預かったビデオテープをめぐって、ロシアン・マフィアと日本のヤクザから狙われることになる。 読んでいる間中、どこかで読んだ記憶があるような、ないような、、、いわ...
ソ連が崩壊して間もない頃の混乱の時代に、空手の師範がテレビ局でクーデター騒ぎに巻き込まれる。そのときに居合わせた記者から預かったビデオテープをめぐって、ロシアン・マフィアと日本のヤクザから狙われることになる。 読んでいる間中、どこかで読んだ記憶があるような、ないような、、、いわゆる既視感ならぬ既読感のようなものがあったのですが、、、巻末に、1994年刊行の「拳と硝煙」(1994/4/30 読了品)の改題本とありました。 それにしても、90年代の初頭で、携帯電話が100万台以下の、まだ一般にはあまり普及していない時代に書かれた本でしたが、ヤクザが携帯電話をいち早く活用しているあたりをうまく描けているのは、今になって読むと意外な発見ではありました。 (2008/2/26)
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