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恋する建築 の商品レビュー

4.1

18件のお客様レビュー

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    6

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2010/04/23

中村さんの建築観がわかる本です。 かわいらしい、やわらかい、ときめき、 自然と受け入れられて好きになる。そんな感じがしますね。

Posted byブクログ

2009/11/18

こうどう すること。 かんじる こと。 ふれる こと。 みる こと。 おもう こと。 の5つのテーマで構成された建築家 中村拓志さんの本です。 これまで手がけてきた建築の紹介をしながら、中村さんの建築に対する考え方や取り組み方が語られています。 その中から気になった...

こうどう すること。 かんじる こと。 ふれる こと。 みる こと。 おもう こと。 の5つのテーマで構成された建築家 中村拓志さんの本です。 これまで手がけてきた建築の紹介をしながら、中村さんの建築に対する考え方や取り組み方が語られています。 その中から気になった部分を引用してみます。 ≪通常のアルミやスチール製の窓は水密性や気密性を確保するために、サッシのようなフレームやシールと呼ばれる接着剤を使う。しかしそのような余計で無骨な部材は、窓で起こる小さな光の変化や出来事を殺してしまう。そこで、われわれはサッシのない窓を作ろうと思った。  中略 いくたびの困難を乗りこえて確立したのが、アクリルの熱収縮・膨張を利用した「冷やし嵌め」という技術によって窓を作る方法であった。  中略 サッシやシールなどの余計な部材なしに、アクリルと壁がそれぞれの物質の力だけで留まるのである。まさに画期的な窓の作り方だった。  中略 そこにいる人の感情を徹底的に考え抜くことからスタートしない限り、本当の意味で人を感動させることはできない。それがあって初めて、今回のようなディテールが生まれるのだ。≫ いろいろと考えさせられる一文です。 注)中村さんはサッシをまったく使わないわけではない・・・と思います。(きっと) このように、形だけのデザインではなく、素材や構造・技法にこだわって新しいことに挑戦し建築を作っていくというところが新鮮でおもしろいなぁと。 最後に中村拓志さんについて軽く紹介しておきます。 中村拓志 1974年 東京都生まれ 1999年 明治大学大学院修了後、隈研吾建築都市設計事務所を経て 2002年 NAP建築設計事務所設立 羽田野

Posted byブクログ

2009/10/04

●照明は、空間を照らすものではない。空間をつくるものなのである。そしてそのつくり手は、その空間に訪れる人自身なのである。(P168) ■僕もそう思っていた。もっと言うと、空間はそこに訪れる人が作るものである。そして建築は人に空間を作らせる装置のようなものではないだろうか。 ●恋...

●照明は、空間を照らすものではない。空間をつくるものなのである。そしてそのつくり手は、その空間に訪れる人自身なのである。(P168) ■僕もそう思っていた。もっと言うと、空間はそこに訪れる人が作るものである。そして建築は人に空間を作らせる装置のようなものではないだろうか。 ●恋愛は、ふとした触れ合いからスタートする。建築と人との恋も、接触する機会がなければ始まらないだろう。だから僕は人と建築の触れ合うチャンスをデザインすることが恋の第一歩なのだと思う。(P197) ■好きになるコトに理由がない気がしていて、もしあるならそれはロジックとしての理由で、心じゃないと思う。背が低い子が好きだから、その子が好きというロジックじゃなくて、その子が好きだから背が低い子に好感が持てる気がする。そういう風に理由なく愛されるものを作りたいと思う。

Posted byブクログ

2009/10/07

中村さんの建築観が分かる本。 私は中村さん・中村建築が好きだからこの本を許せるが、 アンチ中村派の人間が読んでも中村さんの評価が覆るかと言えば厳しい。 つまり、少し独りよがりで説明不足な本。

Posted byブクログ

2009/10/04

近頃話題の建築家中村さん! うちの大学にも来てくれました! 難しい建築用語をほとんど使わず 彼の設計理念を垣間見えるような一冊!

Posted byブクログ

2009/10/04

そうなんだって! 建築ってもっと楽しいんだって! 建築には夢があるってことを再認識させてくれた嬉しい一冊!

Posted byブクログ

2009/10/04

若手でけっこう面白いと思う建築家の本。 考えてることに共感できることが多い。 一般の人にも読みやすく書いてあると思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

2008/1 自分の作品について、建築した上での思い入れや過程を書かれたエッセイ集。建築が好きな人には面白いと感じたり、純粋によいと思う部分も多い。ただ、建築家が住宅を作品と捉えている以上、問題があることも感じた。

Posted byブクログ