国鉄・蒸気機関区の記録 の商品レビュー
機関区好きの私には『国鉄・蒸気機関区の記録』との書籍名は、 発売前より膨らんでおりました・・・。 お写真の大半は、千葉県にあった佐倉機関区の様子を、 迫力ある望遠レンズで写された機関区で働く人々でございます。迫力ある写真がゆえ、 その時代に機関車と共に暮らしていた人々の表情や生...
機関区好きの私には『国鉄・蒸気機関区の記録』との書籍名は、 発売前より膨らんでおりました・・・。 お写真の大半は、千葉県にあった佐倉機関区の様子を、 迫力ある望遠レンズで写された機関区で働く人々でございます。迫力ある写真がゆえ、 その時代に機関車と共に暮らしていた人々の表情や生活環境が 伝わって来るのであります・・・。本当に貴重なお写真ばかりです。 写真技術の水準としても高いんじゃないかなぁ〜、 おそらく1枚の写真の陰には数々の経験や命を削るようなご苦労があったことでしょう。 掲載作品はどれもピントや露出もバッチリ決まっております! 価格/9,975円(豪華版なので適していると思います。) さて、評価ですが・・・。 お写真の評価は★★★★★(星5つなんです。) 書籍としての総合評価として★★★星3つにさせていただきます。 (1).『国鉄・蒸気機関区の記録』の書籍名はどうだろうか・・・? このタイトルであれば、全国の蒸気機関区全部でないにしろ、 複数区の写真掲載が必要ではないだろうか・・・? (2).『佐倉機関区の記録』ではどうだろうか・・・? このタイトルだとしても、機関区構内の様子や図面、歴史頁が必要となるであろう。 (3). 書籍帯ではなく書籍名(タイトル)は、どうするべきなのか!? 『掲載写真が優先』ならば、写真集として何を伝えているのか!? 『書籍名が優先』ならば、発行所、編集所はどのように表現するべきなのか!? せっかくの写真集なので、コンセプトをしっかりと固めて世に出して欲しいなぁ。
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